風の時代ってこんな感じなのか。

この記事を書いている時点では、群馬県は赤城下ろしが吹きに吹きまくっています。
ただの住宅街なのにビュービューぴゅーぴゅー言わせながら風が吹きに吹いています。

ワタリの目には、今日のこの風は風の時代の象徴のように感じられます。

でも、強い風にあおられて色々なものが暴かれる。ということについてはあまり注目していません。
むしろ、いかに上に行くのか？いかにこの風を捕らえるか？ということばかりがワタリの興味の対象です。

すでにこの世の世には台風並みの風が吹いています。
サルとなってちょどよい高い木に登り、見晴らしの良い所で鳥となる。
パッとタイミングを見計らって羽を広げれば、簡単に空を飛べることでしょう。

ムクドリのように集団で飛ぶ鳥もいるでしょう。
初心者向けである風が穏やかな頃を狙ってはね、小さな羽根を一生懸命に動かしながら飛ぶ。

羽根を一生懸命に動かすその様は、飛ぶための努力のようにも感じます。
それぞれがそれぞれに羽根を動かし、大きく大きく空を飛ぶ。

今までバイトテロだのバカッターだの、乱暴なことで目立っていた奴らは地に這う生物になっているから空を飛ぶ事ができません。
でも、奴らはそれで良いのだから悲しむ必要はありません。