12月29日 (木曜日) 晴れ
●野菜を獲っておすそ分け。
●大根の白漬けを行った。塩で水だしが終わったので
水を捨てて酢と砂糖で漬け込む、昆布と唐辛子を入れて
カビ防止でホワイトリカを少々加えておく。
===========================
少し前になるが
サッカーの優勝チーム アルゼンチンのメッシ選手の事を
20日のコラムで知った!
「悲願の世界制覇」と見出しにあった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼13歳でスペインに渡った少年の身長はわずか140センチ。
俊敏な動きでボールが足に吸い付くように自在に操る技術は、
既に子どものレベルを超越していたが、
成長ホルモンの影響で背が伸びない病に悩まされていた
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼毎日、注射を打ち続ける日々。
母国を離れたのは名門チームの下部組織にスカウトされたことに加え、
高額な治療費を賄うのが難しかったことが理由だ。
のちに「神の子」などと評される希代のスターも決して順風満帆ではなかった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼サッカーのW杯カタール大会決勝はアルゼンチンが
フランスをPK戦の末に下し、36年ぶり3度目の優勝を遂げた。
35歳になり、5度目のW杯で世界一という悲願に挑んだメッシ選手が、
延長後半にみせたゴールは執念そのものに見えた
▼病と闘ってきた経験を踏まえ、15年前に財団を設立し、
世界中の子どものため小児がんなど難病の治療や研究費に資金を提供してきた。
169センチの体ながら巧みなドリブルで相手をかわし、
ゴールを決めるメッシ選手は、子どもたちに勇気を与えている
~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼数々の辛苦を乗り越えて、名実ともに「世界最高の選手」として歴史に名を刻んだ。
それでも優勝トロフィーを掲げ、歓喜する姿は少年のようだった。
====================================
★メモ
成長ホルモンの事を日経バイオ記事で調べてみる。
実はメッシ選手の活躍の背景にはバイオテクノロジーがありました。
メッシ選手は下垂体性の成長ホルモン分泌不全症でした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●彼が今あるのも遺伝子操作技術によるヒト成長ホルモンの開発がありました。
月間900ドルの成長ホルモンの治療費をバルセロナが負担していました。
彼の故国のアルゼンチンではこうした高額の医療費を負担できるクラブが存在せず、
リーガエスパニョーラのスカウトの目に11歳で止まったのが幸いでした。
●実際には、この段階ではあまりに若かったために、バルセロナは採用を断念しますが、
13歳の時にテストを行い、バルセロナの下部リーグにスカウトし、養成を開始しました。
同時にヒト成長ホルモンによる治療も始まったのです。
=========================
●今朝の試合でも一段と大人に、そしてたくましくなったメッシ選手ですが、
13歳のテストの時は身長143cm。体重35kgに過ぎなかったのです。
5年後には身長170cm体重67kgまで成長、現在はもう少し体重が増えているのではないでしょうか?
リーガエスパニョーラでは大男が多いのでメッシ選手は小さいという印象が残りますが、
Jリーグではそんなに見劣りがしないまで、成長することに成功したのです。
●この背景には、バルセロナというクラブを挙げての「メッシを成長させろ戦略」が
ありました。
成長ホルモンの投与と、適切な食事や運動プログラムによって、
メッシ選手の大型化は完成したといってよいでしょう。
メッシ選手の才能は柔らかい足首によるボールタッチとそれを活用した高速ドリブル、
そしてゴールに対する嗅覚であります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
本日の試合でも柔らかい足首にディフェンスが翻弄され、
キーパーの逆をつき、簡単に今年通算34ゴール目を決めてしまいました。
成長ホルモンの分泌不全を引き起こした遺伝子変異はまったく
彼の運動能力と認知能力に悪影響は与えていないのです。
=============
★ここで少し悩む問題は、成長ホルモン投与が治療なのか?ドーピングなのか?です。
明らかに遺伝的、あるいは後天的に疾患を抱えているメッシに治療を施して
何が悪いという意見に傾きがちですが、
●実は成長ホルモンの分泌不全には様々な分子が関与しており、
1か?0か?というデジタル的な割り切りができないのが問題です。
身長の高さには連続的な変化があり、どこまでを低身長症であると決めることが
必ずしも簡単ではないことを理解しなくてはならないでしょう。
実際、治療によってメッシが私より身長が少し高くなった事実に、
なんとなく不思議な感覚、割り切れなさを持ってしまいます。
保険医療など公的な資源を投入する場合には大いなる議論となる点です。
================
こういった背景は全く知らなかった。!
サッカー通の方には今頃何を言ってんだと言われそうだ!
●野菜を獲っておすそ分け。
●大根の白漬けを行った。塩で水だしが終わったので
水を捨てて酢と砂糖で漬け込む、昆布と唐辛子を入れて
カビ防止でホワイトリカを少々加えておく。
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少し前になるが
サッカーの優勝チーム アルゼンチンのメッシ選手の事を
20日のコラムで知った!
「悲願の世界制覇」と見出しにあった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼13歳でスペインに渡った少年の身長はわずか140センチ。
俊敏な動きでボールが足に吸い付くように自在に操る技術は、
既に子どものレベルを超越していたが、
成長ホルモンの影響で背が伸びない病に悩まされていた
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▼毎日、注射を打ち続ける日々。
母国を離れたのは名門チームの下部組織にスカウトされたことに加え、
高額な治療費を賄うのが難しかったことが理由だ。
のちに「神の子」などと評される希代のスターも決して順風満帆ではなかった。
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▼サッカーのW杯カタール大会決勝はアルゼンチンが
フランスをPK戦の末に下し、36年ぶり3度目の優勝を遂げた。
35歳になり、5度目のW杯で世界一という悲願に挑んだメッシ選手が、
延長後半にみせたゴールは執念そのものに見えた
▼病と闘ってきた経験を踏まえ、15年前に財団を設立し、
世界中の子どものため小児がんなど難病の治療や研究費に資金を提供してきた。
169センチの体ながら巧みなドリブルで相手をかわし、
ゴールを決めるメッシ選手は、子どもたちに勇気を与えている
~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼数々の辛苦を乗り越えて、名実ともに「世界最高の選手」として歴史に名を刻んだ。
それでも優勝トロフィーを掲げ、歓喜する姿は少年のようだった。
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★メモ
成長ホルモンの事を日経バイオ記事で調べてみる。
実はメッシ選手の活躍の背景にはバイオテクノロジーがありました。
メッシ選手は下垂体性の成長ホルモン分泌不全症でした。
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●彼が今あるのも遺伝子操作技術によるヒト成長ホルモンの開発がありました。
月間900ドルの成長ホルモンの治療費をバルセロナが負担していました。
彼の故国のアルゼンチンではこうした高額の医療費を負担できるクラブが存在せず、
リーガエスパニョーラのスカウトの目に11歳で止まったのが幸いでした。
●実際には、この段階ではあまりに若かったために、バルセロナは採用を断念しますが、
13歳の時にテストを行い、バルセロナの下部リーグにスカウトし、養成を開始しました。
同時にヒト成長ホルモンによる治療も始まったのです。
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●今朝の試合でも一段と大人に、そしてたくましくなったメッシ選手ですが、
13歳のテストの時は身長143cm。体重35kgに過ぎなかったのです。
5年後には身長170cm体重67kgまで成長、現在はもう少し体重が増えているのではないでしょうか?
リーガエスパニョーラでは大男が多いのでメッシ選手は小さいという印象が残りますが、
Jリーグではそんなに見劣りがしないまで、成長することに成功したのです。
●この背景には、バルセロナというクラブを挙げての「メッシを成長させろ戦略」が
ありました。
成長ホルモンの投与と、適切な食事や運動プログラムによって、
メッシ選手の大型化は完成したといってよいでしょう。
メッシ選手の才能は柔らかい足首によるボールタッチとそれを活用した高速ドリブル、
そしてゴールに対する嗅覚であります。
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本日の試合でも柔らかい足首にディフェンスが翻弄され、
キーパーの逆をつき、簡単に今年通算34ゴール目を決めてしまいました。
成長ホルモンの分泌不全を引き起こした遺伝子変異はまったく
彼の運動能力と認知能力に悪影響は与えていないのです。
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★ここで少し悩む問題は、成長ホルモン投与が治療なのか?ドーピングなのか?です。
明らかに遺伝的、あるいは後天的に疾患を抱えているメッシに治療を施して
何が悪いという意見に傾きがちですが、
●実は成長ホルモンの分泌不全には様々な分子が関与しており、
1か?0か?というデジタル的な割り切りができないのが問題です。
身長の高さには連続的な変化があり、どこまでを低身長症であると決めることが
必ずしも簡単ではないことを理解しなくてはならないでしょう。
実際、治療によってメッシが私より身長が少し高くなった事実に、
なんとなく不思議な感覚、割り切れなさを持ってしまいます。
保険医療など公的な資源を投入する場合には大いなる議論となる点です。
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こういった背景は全く知らなかった。!
サッカー通の方には今頃何を言ってんだと言われそうだ!