6月28日 (水曜日) 曇り
早速、昨日いただいてきた梅を洗って干した。
狭いベランダが埋まってしまった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
サフランモドキがいきなり沢山咲いてきた。
夜のうちに茎が伸びるのであろうか!
今朝の収穫野菜は少なめであったが”水ナス”も出来てきた。
トマトがなかなか赤くなって来ない。
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新潟日報 コラム日報抄 記事
夏目漱石の「草枕」の主人公は、詩と絵について考えた。
「とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、
詩が生れて、画(え)ができる」
▼田上町の藤田郁美さん(39)が地元で開いた個展を見て、
文豪の名文が頭に浮かんだ。
どの作品も目尻が下がり、
頰が真っ赤なお地蔵さんが
筆ペンとクレヨンで描かれている。
脇には短い詩が添えてある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼「突破口。きっとある」と励ます詩。
「すり傷も切り傷もいつかはちゃんと治る」と慰める詩。
「なんにも考えない。そんな日って必要」と寄り添う詩もある
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼1人で育てる息子(12)が発達障害と診断されたのは2016年。
スーパーの店内を走り回り、公園では友達とけんかを始めた。
冷たい視線から逃れて誰もいない場所を探した。
ある時は広い海を眺め、ある時は星空を見上げた
▼20年に新型ウイルスの感染が拡大すると、
外出がままならなくなった。
2人で家に閉じこもる日々。
少しでも気持ちを明るくしようと、
お地蔵さんを描き始めた。
自分たちへの「応援歌」を作って詩にした。
1年間で100点以上が出来上がった。
つらい思いをしている人に届けようと作品集を自費出版すると500冊以上が売れた。
▼「住みにくき煩(わずら)いを引き抜いて、
有難(ありがた)い世界をまのあたりに写すのが詩である、画である」。
草枕の主人公はさらに考えを巡らせた。
住みにくい人の世を生きていれば、
心の支えが必要となる日がきっとある。
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早速、昨日いただいてきた梅を洗って干した。
狭いベランダが埋まってしまった。
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サフランモドキがいきなり沢山咲いてきた。
夜のうちに茎が伸びるのであろうか!
今朝の収穫野菜は少なめであったが”水ナス”も出来てきた。
トマトがなかなか赤くなって来ない。
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新潟日報 コラム日報抄 記事
夏目漱石の「草枕」の主人公は、詩と絵について考えた。
「とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、
詩が生れて、画(え)ができる」
▼田上町の藤田郁美さん(39)が地元で開いた個展を見て、
文豪の名文が頭に浮かんだ。
どの作品も目尻が下がり、
頰が真っ赤なお地蔵さんが
筆ペンとクレヨンで描かれている。
脇には短い詩が添えてある。
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▼「突破口。きっとある」と励ます詩。
「すり傷も切り傷もいつかはちゃんと治る」と慰める詩。
「なんにも考えない。そんな日って必要」と寄り添う詩もある
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▼1人で育てる息子(12)が発達障害と診断されたのは2016年。
スーパーの店内を走り回り、公園では友達とけんかを始めた。
冷たい視線から逃れて誰もいない場所を探した。
ある時は広い海を眺め、ある時は星空を見上げた
▼20年に新型ウイルスの感染が拡大すると、
外出がままならなくなった。
2人で家に閉じこもる日々。
少しでも気持ちを明るくしようと、
お地蔵さんを描き始めた。
自分たちへの「応援歌」を作って詩にした。
1年間で100点以上が出来上がった。
つらい思いをしている人に届けようと作品集を自費出版すると500冊以上が売れた。
▼「住みにくき煩(わずら)いを引き抜いて、
有難(ありがた)い世界をまのあたりに写すのが詩である、画である」。
草枕の主人公はさらに考えを巡らせた。
住みにくい人の世を生きていれば、
心の支えが必要となる日がきっとある。
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