イズミ

富士山のふもとで暮らす三毛猫の日々のつぶやき

子すずめの巣立ち

2008年07月10日 | 猫たち
早朝から車庫の中のどこからか、すずめの鳴き声が絶え間なく聞こえてくる。
親すずめが、餌をくわえて車庫の中に入ってきたが、子すずめの姿は見えない。
ブリがすずめの鳴き声がするので、落ち着いていられないで、うろうろしている。




お昼休みに、子すずめの鳴き声を頼りに捜したら、
どうやら、車庫の天井の隙間から聞こえてくるようだ。





ハシゴをかけて、隙間を覗いたら、子すずめと目が合ってしまった。





隙間に手を入れて捕まえようとしたが、奥に引っ込んでしまって届かない。
手を引っ込めると、また顔を出してこちらの様子を窺っている。
どうしても捕まえることができない。





このまま死んでしまっても、運命だから仕方がないだろうと一時諦めた。

ところが、4時過ぎになったら、違う方向から子すずめの声がする。
親すずめの声もいっしょに聞こえてくる。
こっそり駐車場の奥を見たら、自転車のハンドルの所に2羽止まっている。
天井の隙間から出てきて、親から餌を貰っていたようだ。





遠くから望遠で撮ったので見にくいですが、円の中の茶色のかたまりが親すずめです。





自転車のすぐ近くには、ブリのトイレが置いてあります。
すずめたちがこんな所にいたら、すぐにハンターブリに食べられてしまいます。








子すずめ救出作戦開始





子すずめは、30cmくらいの高さまでピョンピョン羽ばたいて逃げ回りましたが、
駐車場の角に追い詰めて、バスタオルをふんわりかけて、見事に捕獲成功!





ブリが入り込めない裏庭に、放鳥しました。
しばらくすると、親すずめが餌をやりに来ていました。
後数日で子すずめは飛べるようになるでしょう。
めでたしめでたし

野鳥のヒナが巣から落ちていても、外傷が無ければ家に連れて帰ってはいけません。
親鳥がちゃんと餌を運んでくるので、猫などに捕られない所に隠して置いてあげましょう。
詳しくは、「日本野鳥の会」のホームページをご覧ください。




フレンチブルドッグひろば   
コメント
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