イズミ

富士山のふもとで暮らす三毛猫の日々のつぶやき

避妊手術しました

2008年10月20日 | フレブルのヴォン
 今日も抜けるような青空です。
多分、今日は夏日だったと思います。
気温が高くて汗ばんでしまいました。

今日、ヴォンは避妊手術をしました。
ヴォンが生後5ヶ月になった頃から半年間もの間、ヴォンを避妊するか否か、
毎日毎日頭が禿げそうなほど考え続けてきました。

避妊手術をするメリット
①子宮蓄膿症、乳腺腫瘍、卵巣腫瘍などの予防
②偽妊娠や発情中の出血が無くなる事

しかし、避妊手術をしていなくても、
上記①②の病気になることも無く、天寿を全うする犬もたくさんいます。
何より健康で元気なヴォンのお腹にメスを入れることが、
可哀想で今まで躊躇していました。


しかも、こんなにあるデメリット
①全身麻酔に対するアレルギーや呼吸不全による不慮の死
②術創の離開や自己損傷による治癒遅延、感染
③子宮、卵巣の断端の肉芽腫
④縫合糸に対するアレルギーや肉芽腫
⑤尿失禁
⑥ホルモン失調性皮膚炎
⑦肥満
⑧前立腺癌、膀胱腫瘍、血管肉腫、骨肉腫などの悪性腫瘍の発生、
 前十字靭帯の断裂、甲状腺機能低下症、などの疾患は、
 卵巣または精巣を摘出した動物の方が、発症率が増加したとの報告がある。
      (日本獣医生命科学大学 堀達也先生)

メリットよりも、デメリットの方が断然多いのです。
それなのになぜ避妊手術をする決心をしたのかというと、
パグやフレンチブルドッグなどの短頭種は、
将来軟口蓋過長症などの呼吸器疾患にかかり易いからです。
呼吸器疾患のある犬の子宮蓄膿症や、乳腺腫瘍の手術はリスクが高くなります。
それを考えると、まだイビキもかかない呼吸器が正常なうちに
避妊手術をした方が良いかなと思いました。
ヴォンが短頭種でなかったら、多分避妊手術はしなかったでしょう。




無事、避妊手術は終了しました。
手術後、麻酔の覚醒までの間、血管確保の為の点滴をしています。



10分後には、麻酔が覚めだしました。
1時間後には、ペットシートまで歩いて行って排尿しました。
抜糸まで、何事も無く順調に回復してくれることを祈るばかりです。




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