


NHKのもやもやパラダイムという番組を見ました。
私が10代の頃にこんな番組があったら良かったのにと思いました。
私の母は(女の幸せ=結婚)と信じて疑わない人でしたから、娘を嫁がせる事に命を懸けていました。
母が私を愛して私の幸せを願っていたのは理解できます。
そして私も母の期待に精一杯応えました。
大学卒業後すぐに結婚したけれど、20代で二人の幼子を抱えて離婚しました。
たとえ母と娘でも幸せの形はひとりひとり違うのですよ。
私は離婚後、大学で得た資格を利用して自営業を始め、それなりに成功しました。
母は私の成功を認めず「芸が助ける身の不幸」と言い私を憐れみ続けました。
今でも女は生活力のある男に養われるのが幸せだと夢見続けています。
私は自分の能力を生かして自分で稼いだお金を自由に使えて幸せな人生だと思います。
生れてこの方扶養され続けた母とは今でもそこのところはわかりあえないでいます。
私が離婚した原因の一つは夫が古い友人に私のことを「俺が飼っている座敷豚だ」と紹介したからなのにね。

