ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

一竹美術館で初釜(1/5)

2013-01-05 | 別荘生活
§朝散歩
今朝も寒かった。掲示版の温度計はマイナス12℃。
今日はパディフィールド(乗馬場)から紅葉台へ向かう。
馬はこの寒さの中でも馬舎の中で立ちすくんでいる。寒くないのだろうか。立ったまま寝てるのだろうか。

まだ暗い富士山の方を見ると、左横に一際輝いている星がある。たぶん金星だろう。微動だにせずに光輝いている。

紅葉台入り口から東海自然歩道を通り登り道を進む。
石碑のある紅葉台まで来て富士山を見ると、これから富士山を丸呑みしようとしている雲が右から迫ってくる。
このまま展望台まで上っても、富士山のてっぺんは隠れてしまうだろうと思い、Uターンする。
それでも1時間半掛かった散歩だった。


(左側ある白ポツが金星)


(あれ?、これには映っていない)


(右からの雲が富士山を覆い隠そうとしている)


(手前がコミヤマエレクトロンのジラゴンノ工場)


§初釜
河口湖駅で妻を迎えに行き、久保田一竹美術館に向かう。
先月立ち寄った時に、初釜があることを教えてもらいそれに参加するからだ。
私は茶会の趣味は無いが、妻は少々心得があるのと、美術館にも入れてお茶も楽しめると言うお得感がある。

一千年を超すひばの大黒柱16本を使ったピラミッド型の建築物である本館では
「冬:森羅万象~宇宙を彩る 幻の花~」をテーマとした「辻が花染め」の着物を堪能する。
その奥にある茶房「一竹庵」で初釜は行われた。

お茶を立てるのもテーブルだし、我々も椅子に座った状態でいただく畏まらない雰囲気のお茶会だ。
金多留満の銘菓「富士山羊羹」を戴き、その後にこれも富士山の絵が描かれた茶碗でお茶を戴く。
抹茶の香りが口の中に広がる。
後藤水月先生は東京から忍野村に移住した方の様で、久保田一竹にも生前何度かお会いになったそうだ。
美味しかったのでお茶のおかわりを戴く。

次々と人が来るので、我々は上のテーブルに映って庭を眺めながらゆったりとした時間を過ごす。


(一竹美術館の池も半分凍っている)


(入り口も正月の雰囲気)


(正月飾りも可愛い)


(富士山羊羹から始まる。テーブルは元ベッドで右の出っ張りが枕部分)


(掛物は「松樹千年翠」・香合は橙・季花は梅と南天)


(ピンクの着物の方が後藤水月先生)


(アフリカ製だろか?)


(庭に出てみると至る所が凍っている)


(いつ見ても美しい建物だ)


(琉球石灰岩と沖縄漆喰の壁が独特の雰囲気を醸し出している)


(あの扉の先は天国?)


§HANA

お昼は、ホテルが立ち並ぶ御坂みち沿いにある網焼き「HANA」に入る。
店の名も変わっているが、中の雰囲気や音楽はハワイアンで、料理にもロコモコがあるなどハワイを全面に打ち出している。
窓際の席に座って、正面にある富士山を眺めながらの焼き肉もなかなか楽しいものだ。


(豚と牛のミックス網焼き)


(ここの名物の石焼きロコモコ)


(富士山を見ながらの食事。日差しもぽかぽか)


§夕富士
紅い富士山が見えていると大急ぎでカメラを持って来たが、時既に遅し。


(別荘地の広場から)

さあ、今日もいきやりの湯で暖まるぞ。
夕飯は、赤ワインを楽しむために、思い切りイタリアンだった。

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