ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

車が無いので薪割の一日(5/3)

2015-05-03 | 別荘生活
§朝散歩

朝が明るくなるのが早くなった。
温度は6℃しかないので少し寒い気がするが、薄いジャケットで凌ぐことにした。
手が冷たいので最初はポケットに入れていたが、歩き始めると段々と暖かくなってきた。

歩いて行ける山と言えば紅葉台くらいしかない。
連休中なので、139号の往来する車が多い。
でも紅葉台に向かう車はいないようだ。

昨日少し歩き過ぎたようで上り坂になると足取りが重い。
でもなんとか一気に紅葉台碑までの急坂を上り切る。
体からの熱気で斜め掛けにしていたカメラのファインダーが曇る。

スカッとした青空ではないが富士山全体が綺麗に見える。
ここから見ても随分と雪が少なくなったことが分かる。
今年は農鳥も半月以上早く見られたとか。春が暖かかったからだろう。

適度な緩急のある上り坂を進んで、レストハウスまで到着。
いつもこの時間ここに来ると、1万円払ってでも良いから上の展望台を一年中自由に登らせてくれないかなと思う。
せめてこの上にちょっと高解像度なライブカメラがあれば良いのにと願う。
※そう言えば三ツ峠のライブカメラは長期期間壊れたままだが、何時直るのだろうか。

三湖台に向かう。おやまた工事中の立て看板がある。
昨年に続いて、今度は階段とデッキの工事を行うらしい。私としては粘土質の土を何とかして欲しい所だが。

少し霞があるが、三ツ峠や南アルプスが良く見える。
暑くも寒くも無い、清々しい季節、とても気持ちが良い。
何枚か写真を撮って、東屋の椅子に座って、スマホをいじっていると、西湖民宿村側から一人のおばさんがステッキ片手に登ってきた。

話を聞くと、下の村の人で健康のために気が向いたときに30分以上掛けて登ってきているらしい。
家は民宿はやっていないが、一時期に比べて民宿を利用する人も少ないらしい。
根場の土石流災害は、根場だけで無く西湖村にも発生して多くの方が亡くなったらしい。
しかも根場の住人の13人が行方不明のままで、今も西湖の下に静かに眠っているのかもしれない。
その災害の後、発生場所とは少し離れた(安全な)根場民宿村、西湖民宿村に分かれて移住したらしい。
なので、今でも借地権使用料を払い続けているのだとか。
仕事があるといので、おばさんは静かに下って行った。

帰り際に、ウィーンと小さな音がする茶色の奇妙な鉄塔を見つけた。
立木が一部伐採されている所である。
よく見ると先端にカメラが2基設置されている。
富士山の方向を向いているので、監視用だと思うが、このライブ映像も公開してくれると嬉しいのに。

下の馬牧場までくると馬に乗った女性が近寄って来た。
朝の挨拶を交わすと、馬は一気に車道を駆け上がっていった。すごい馬力だ。

少しはこの力を貰って、今日一日元気に過ごしたい。

ルートマップ

紅葉台碑から


レストハウスから


ここだけ木の上だけが伐採されている


工事予告の看板


三湖台の広場では、雨で水か流れた跡がクッキリ


精進湖方面


三ツ峠方面


最近指先の写真が好きになってきた


広場にはだんだんと日が差してきた


これが監視カメラだ


一部車道を歩いてみると・・・・


切った跡に赤いものが


おはようございますの後勢い良く坂道を駆け上っていった


紅白の桃の花


寒いので暖炉を点ける



§自転車でアクシデント

先週の日曜日に自転車で転けて歩道に叩きつけられて肋骨を痛めてしまった。
車ディーラからの帰りに、車道から右の歩道に移ろうとして、(いつもなら前輪を浮かすのだが行わなかったらしい)前輪が段差でスリップして、気が付いたら歩道に転がっていた。
右胸を打ったらしく激痛でしばらく息ができない。頭も地面に少しだけ触れたようで、ゴロンという音を頭の中で聞いた覚えがある。
でも頭を強打しなかったのは不幸中の幸いである。

転んでどのくらいの時間が経ったのか分からないなmいつまでも歩道の上に寝転んでいるわけには行かないので、なんとか息を吸い込んで自転車を起こして立ち上がる。
歩道には誰もいない。この失態を見ていた人はいなかったようだ。
突然のアクシデントで頭がボーっとしているが、胸の痛みをこらえながら自転車を漕いで自宅に戻る。

翌日はそれほど痛みはなかったが、月曜の夜中、寝返りができないくらい痛い。
加えて風邪を引いたのか、咳をする度に痛みが走り、クシャミなどしようものなら、激痛でもがき苦しむ。

連休に入ることもあって、4/28に整形外科に行ってレントゲンを撮ってもらった。
でもヒビらしいヒビは確認がなかった。とりあえず打撲ということで、ロキソニンとシップをもらって帰った。
5月に入って徐々に痛みは減ってきているものの、咳をするとギクッとする状態が続いている。
加えて右手で何か重い物を上に持ち上げようとすると、これまた痛い。


§薪割作業

それでもこのジラに来たからには薪割りをしない訳には行かない。
気のせいか、肋骨の痛みは少なくなってきたようだ。

早速薪割り台と斧と、クサビ打ち用の1.2Kgのハンマーを用意し、薪割り開始。
○○ミュージーアムでもらった玉木の多くがケヤキで一部サクラである。
ケヤキは固いので割りにくいが、今回はなるべく割りやすい玉木を選んで割ることにした。
なかなか快調に割れたが、刺さったままでどうしても割れないものがある。
そう言うときはハンマーの出番である。左で斧の柄を持ち、斧の後ろを力任せに叩く。
あれっ、手首が痛い。このため思い切りハンマーを打ち下ろすことができない。
自転車で転んだ時に手首も捻ってしまったのだろうか?
それでも両手を使うとか、なんとかして薪割りを進める。

結構、一筋縄ではいかない玉木も多かった。
1つの玉木に10分以上格闘したものもあった。

午前中一杯、休憩を挟みながら、水分補給をしながら薪割りを楽しんだ。
立派なケヤキの玉木


ドンピシャ真ん中を捉えたが割れない


ハンマーで5,6回叩くとやっと割れた


これだけ細い木も難しいが・・・・


うまく真ん中に食い込んだ、しかしなかなか割れない


割ってみると複雑な年輪だ


この2つのつむじ有りもくせ者だった


それでも何とか割った


このぶっとい木は気持ち良く割れた


見事に半分に


これサクラの木。食い込んだまま押しても引いても抜け無い


こでも複雑な筋


薪棚は殆ど満杯状態だ



§体を癒やす

午後は、薪割りで疲れた体を癒すために、庭の散歩とCDの音楽を聞いて過ごす。

何気なくスマホで撮った写真。窓の外の景色が見えているのは自動的にHDR処理されているようだ









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