少し遅くなりました。講演や原稿を書いていたからです。クレヨンハウス社の月刊「クーヨン」6月号に、載せましたのでお読みください。ブログに書ける内容には限度があります。まだまだ書きたいこと、言いたいことがあるのですが、連休に入ったら時間が出来ますので書きます。取り敢えず5月3日発売のクーヨンを見て下さい。それから、新聞に載った「母乳調査母子支援ネットワーク」にも私も参加しております。
でも冷静に現実を見つめて下さい。人間の祖先にあたる生物は、地上の放射線量が減少したから、海中から陸上へと上がって、進化して行ったのです。だから、放射線に対しても、対策を立てているはずです。その機能が遺伝しているはずです。それを有効に活用しましょう。その第一は、免疫の活性化で、楽しく生きることです。くよくよしないことです。
「放射線被曝の歴史」を書いた中川保雄氏は、「放射線被曝に対する防護策の一番の基本は、被曝を可能な限り少なくすることである。我々は自然界からの放射線にさらされて生きている。現在のところそれを防ぐ科学技術はない。自然界からの放射線被曝による被害は、今日のところ避けられない。大切なことは、そのうえに余分な被曝を付け加えないことである。」と言う。
どうか、過度に神経質にならず、だけど被曝防護を怠らず、原子力は基本的には危険だと認識して、行動して欲しい。選挙でも、いろいろな意志表示でもしてほしい。怒りを行動に。毎日新聞の風知草欄に山田孝男さんが書いたように、まず第一は「浜岡原発は止めよ」だと私も思います。