福島第一原発は、爆発前に穴を開け、圧力を下げて、爆発を下げれば、スリーマイル事故なみにおさまったかも知れません。東電社長が、首相の指示に反対し、しなかったから大量の汚染水を海に流すことになったのです。もちろん、穴を開ければ、大気中に法首脳が拡散しますが、爆発しなければコントロールが可能だったのです。今はもうだめなようです。
健康被害については、クレヨンハウス社の月刊クーヨン6月号に書きましたのでお読み下さい。このブログにも、順次載せる予定ですが、現地へ行ったり、講演を頼まれたりして、忙しく、すぐ書けません。大筋では、今まで述べてきた通りです。
水道水汚染は、問題になるのは、妊婦と乳児ですから、他の人は水を買い占めないで下さい。一番弱い人にまわして下さい。
食品汚染は、他の環境汚染物質の問題もまだ片付いていないのですから、それと同じで、放射線特有の健康被害がある訳ではありません。ダイオキシンはどうなっているのでしょうか。PCBの被害者もまだ苦しんでいます。全く安全なものを求めるのは、今の地球上では無理だと思っています。相対的に、危険度が高いか低いかだと思います。その意味では、今の所は茨城県産のものでも、福島県産のものでも、危険度が低い物はあります。そもそも地球上の生物は海水中で生まれ、大気中の放射能が低下して、陸上に上がって、進化してきたのです。だから、放射能に対する対策を備えている筈です。それが機能しなくなった時に、健康被害が起きるのです。その原因は、私の病原環境論または適応説では、環境とストレスです。だから、大量の放射線を浴びれば、助からないし、ストレスにさらされていれば、健康被害が出やすいのです。でも、チェルノブイリ原発事故で致死量の放射線を浴びても助かった人たちがいたのです。それは、ウラルの事故の際に助かった人たちが見舞いに行って、俺たちが助かったのだから、君たちも頑張れと励まして、希望を与えたためです。続く