黒部信一のブログ

病気の話、ワクチンの話、病気の予防の話など。ワクチンに批判的な立場です。現代医療にも批判的で、他の医師と違った見解です。

日本はどこへ行く

2017-10-01 09:54:42 | 日記・エッセイ・コラム
          日本はどこへ行くのでしょうか。

 今の政治の世界を見ると、どうなるのか判りません。でも、それは有権者たちが選択するのですから、日本の流れを作ります。
 世界の流れを見ても、北欧を除くと、大きくいろいろな変化があります。それは、歴史の流れを作っているのです。そして、私たちが選択しているのです。
 グローバル化した現在世界は、いろいろな人たちが混合して存在しています。まだまだ、部族社会(日本では戦国時代)が残っている国、宗教が政治を握っている国、折角自治政府を作ったのにすぐ利権におぼれて腐敗している国、様々です。
 日本の誇れることは、世界で一番腐敗が少ない国ということです。
 江戸時代に日本に来た外国人たちは、日本の役人たちが賄賂を受け取らないことに驚いたのです。当時も今も、日本では融通の利かない国です。わいろはなかなか通用しません。でも、一部には通用しますが。
 日本だけです。「武士は食わねど高楊枝」などということが通る国は、ありません。
 英語で、こころ豊かという言葉がないのです。それは仏教の精神がいきわたっているのでしょうか。ブッダは、こころの安寧を求めて出家し、そして悟りを得たのです。小国といえども王族を捨てたのです。
 私は、今の日本は、岐路に立っていると思います。
 子育ての面から見ていると、そう感じます。皆さん、選挙には行って選択してください。それが明日の日本を決めます。どこを選ぶかは、あなたの考えですが、それがあなたたちの明日を規制します。

 何か、今、大きく政治の流れが変化しそうな気がします。
 私は、まず原発ゼロで行きたいと思います。安保法制にこだわることはありません。こだわるなら、身をとしても阻止すべきだったのです。
それができなかったなら、自衛隊と言う軍隊を持ち、核兵器をいつでも保有できる技術も組織も持ち、アメリカと連帯している現状を、単純に憲法を守れと言っても、絵空ごとではないでしょうか。
  
 赤ちゃんが泣くことを、小児科医が取り上げないのはおかしいです。どうして、それを赤ちゃんの検診でみつけて教えてあげないのでしょうか。子どもへの虐待が乳幼児に集中しているのは、小児科医が悪いのです。赤ちゃんが泣くのを、泣き止ませる方法を教えることの大切さを感じていないようです。
 私の外来は、子どもたちが泣かない外来でした。国立病院時代でも、吹上診療所時代でもそうでした。外来で待っている子が泣かないのが当たり前と思っていました。昔、国立埼玉病院で一人医員で診療をさせられていた時に、パートで来てくれた医師が、待合室にいる子どもたちが泣かないのに驚かれた記憶があります。

 今、若い親たちは、赤ちゃんが泣くのを止められず、虐待に走ることも多いようです。赤ちゃんは泣くのが仕事と言った時代は終わったようです。それは、周囲の家からの苦情があります。子どもたちの話し声がうるさいとか、赤ちゃんが泣くとうるさいとか、そういう時代になってしまいました。

 なんとか今の時代を変えて新しい日本にしたいのですが、どうするか判りません。唯一言えることは、文化の最先端を行く北欧社会を見習うと良いのかも知れません。

 何か、今日本の政治が変わりそうですし、変えたいと思います。それは、一人ひとりが選択して決まることでしょう。
 皆さん、選挙権だけは行使して下さい。それによって明日のあなたの生活が決まります。




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