黒部信一のブログ

病気の話、ワクチンの話、病気の予防の話など。ワクチンに批判的な立場です。現代医療にも批判的で、他の医師と違った見解です。

今、福島では何がおきているか。

2015-12-23 17:00:12 | 健康・病気
今福島では何がおきているだろうか。
今、福島の二回目の県民健診でまた新たな甲状腺がんが子どもに見つかっています。福島県外の茨城、千葉などでのホットスポットの健診でも甲状腺がんが見つかっています。
 福島県では、白血病が出ていて、これは隠されています。今までの経験では、白血病は年齢にかかわらず3年後には増え始めるはずです。それが表面化されないのは、一つは、福島の医療機関が県立医大に支配され、医師たちも県立医大に逆らう人は既にいなくなり、多くは黙っています。既に東大の血液内科や元国立成育医療センターの血液科の医師たちが、帰還運動に賛同している所を見ると、これはなかなか表面化して来ない問題だと思います。
 これから、子どものいろいろな健康異常なども出てくるでしょう。うわさでは、もうあるようですが、公然化していません。原爆被爆後のぶらぶら病のように、疲れやすい、何もする意欲がないなどや、心臓血管系の異常もでているとのうわさもあります。
 これを何とか数値化したり、公表できるようなデータ化ができないかと思っています。
 しかし、従来の検査ではなかなか表面化させることはできません。それでも、できる範囲で検査をしていくしかないのではないでしょうか。
 あと6年後には、被ばく10年後になり、成人のがんが増え始めます。現在の放射線影響学は、日本の原爆被爆のABCCの調査、つまり被爆者たちに嫌われたアメリカの被爆後の研究目的だけの調査で治療をしない機関で、その後放射線影響研究所になっていますが、その研究、いくつかの放射線事故の調査、まちがって異常と診断して胸腺の放射線治療をしたあとの発がん調査、核実験後の被ばく調査などが元になっていて、チェルノブイリ事故後の調査は、取り入れられていず、もし今、福島原発事故後の広範な調査をすれば、今後の放射線医学にも大きな影響が出ると考えられます。
 今、出ている子どもの甲状腺がんが、原発事故のためかどうかは、今後明らかになるでしょう。そのためには、それ以外のいろいろな子どもの健康被害を明らかにするために、検診をすべきです。
 いわき市に診療所を作り、検診と診療の拠点としたいと私は思います。今までは、放射能測定と甲状腺健診でしたが、それに医療を加えたいと思います。
 そこで、福島県内の窓口になり、県外の協力してくれる医療機関へ紹介する場所にすればよいのではないでしょうか。
 私は、いわき市での診療所の建設に賛成です。
 どうか、今白血病にかかったり、死んだりしている人の情報を匿名でよいですから、教えて下さい。まずは、情報で、それからそれの裏付けになり、さらに調査と検証になります。
  メールは残りますから、手紙でお願いします。私の住所は、
 〒176-0022東京都練馬区向山4-34-1-401 黒部信一です。
 匿名で構いません。そういう声が届いたら、いろいろな方法を取って本格的に動きだします。私の、今後の活動は、病原環境論の臨床的裏付けの本の発行と、被ばく者の支援です。
 予防接種の批判や医療事故被害者、原発事故被害者の支援は、病原環境論の延長です。ヒポクラテスの医学の継承者はまだまだ続くことを願っています。

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