黒部信一のブログ

病気の話、ワクチンの話、病気の予防の話など。ワクチンに批判的な立場です。現代医療にも批判的で、他の医師と違った見解です。

敵は勝利を、我々は敗北を続けている

2024-12-21 23:58:28 | 政治
      敵は勝利を、我々は敗北を続けている

  これを読んで想うこと
 やっと気が付いた。何をハマースがこの時期(2023年10月7日)に蜂起して、我々に提起したのかを。そして1年を超えても、多数の人びとを犠牲にしても、決して妥協せず、あたかも大日本帝国陸海軍の特攻隊の様に飛び込んだ。そして有効な反撃を何一つできないのに、国土をめちゃくちゃにされてもひるまない。パレスティナ人からの声はハマスを非難していない。そのわけがわかった。
 
 そして二つ目は、イスラエルがナチスと同類であることを世界に知らしめた。ホロコーストだ。ジェノサイドだ。そしてそれを支援しているのは、アメリカのユダヤ人たちだ。彼らはアメリカ社会、アメリカの経済を支配している。バイデンもハリスも、トランプも、ユダヤ人社会と軍需産業(産軍複合体)に支配されている。だからイスラエルを止めることはしない。だから彼らもジェノサイドの責任を問われる。アメリカや西欧社会が、ナチスと同じだということを世界に知らしめた。
 三つ目は、これはイスラエルにとってもアメリカにとっても、産業だ。兵器を消費し、兵器の性能を高め、売りさばく、利益を生む産業なのだ。イスラエルは防衛産業に特化してきた。イスラエルとアメリカやNATO諸国の軍需産業にとって、利益を生む産業なのだ。
資本の側は、ウクライナとガザ、レバノンで、在庫兵器を一掃し、兵器の精度を高めた。世界の資本家階級は大喜びだ。資本家と各国の上位10%の富裕層はますます収入を増やし、中産階層は低落し、格差は広がっている。

 そして最後に、これは総資本がわれわれ総労働と世界の全ての被支配者たちへ仕向けた戦争なのだ。60年安保闘争は、日本国内での総資本と総労働との闘いだった。それに敗れて幾星霜。散々やられながらやってきた。いまや世界の総資本と総労働の闘いなのだ。
そのことを、ハマースはわれわれに提示したのだ。決して中東問題などではない。世界戦争への始まりなのだ。

 マルクスとレーニンが提起したように、すべての内戦を、内乱を、紛争を、運動を、世界戦争へ。
 パレスティナはもう犠牲をものともしない戦争を提示して、突入した。もうイスラエルの横暴に耐えきれなくなった。

  いまこそガザに連帯して立ち上がろう。
万国のプロレタリアよ団結せよ。交渉ではなく戦争へと進め。
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