KAZUの雑記帳

足の向くまま 気の向くままに


                   

人類本来の走り「マラソン」

2018年03月09日 13時54分10秒 | 独り言

「陸王」より抜粋した人類の歴史です。

毎年冬になるとマラソンのジーズンで私が見るのはマラソンランナーを見ているが、

マラソンシューズをトップランナーに履いてもらえば、シューズの売り上げに直結するので、

シューズメーカーもいかにトップランナーに履いてもらうか、熾烈な戦いの場でもあるそうです。

そもそも人間は進化の過程で、いわゆる猿とヒトとが分岐したのは今から七百万年前にさかのぼり、それから、アウストラロピテクスのような猿人が出現し、さらに二百四十万年前になると、原人であるホモ・ハビリスが誕生します、この時代から百万年ぐらい前まで、同時期にエチオピクス、ロブストス、ボイセイと呼ばれる三種類の猿人、そしてホモ・ハビリス、ホモ・ルドルフェンシス、ホモ・エレクトス、ホモ・エルガスターと言う四種類の原人が地球上に共存していた。

ところが共存していたこれらの猿人は滅び、五十万年前にホモ・エルガスター三十万年前にはホモ・エレクトスが絶滅してしまい、また新しいヒトが誕生し、ついに二十万年前、私たちの直接の祖先であるホモ・サビエンスがこの世に生まれた。

ところが近年になって我々と共存していたヒトが他にも居た事がわかった。十五万年前から三万年前までのホモ・ネアンデルターレンシス、そして三万八千年前から一万四千年前まで栄えたホモ・フロレシエンシスの二種類のヒトは、この地球上で私たちと同じ空気を吸って併存していた。

ところが、いま生き残っているのは、我々ホモ・サビエンスただ一種類のみです。

それはなぜか、我々人類の脳の体積は体全体から見れば2%ほどしか無いが、エネルギーは20%使うと言われている。そのためには雑草や樹木を食べるだけでは足りず、肉を食べる必要がある。つまり、狩りをしなければならない。ただ走るだけであればネアンデルタール人でも走れた、ところが長時間にわたって長い距離を走る必要があり、そして、ホモ・サビエンス人は自由な呼吸法で長距離走れるから、狙った獲物を追い詰めて食料にありついた。それが、ホモ・サピエンスである我々の最大の強みだった。

ホモ・サピエンスの足裏の着地法は かかと着地と違い、つま先着地、又は フラット着地で、それが人間本来の走り方だそうです。

ブラジルの走るララムリ族は古タイヤに紐を通してフラット着地で 世界の強豪ランナーにも劣らず走るそうです。

次のマラソン大会では、招待ランナーのアフリカ勢の 走り方もシューズも見よう~ !