廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
左下のお好きなカテゴリー(1~16)毎にどうぞ!

地元、高木梨観光部会の「秋の大収穫祭」。

2005-10-20 17:27:53 | 4.05~24年のイベント 告知&報告

05,10月8日(土)、
地元「高木梨観光部会」主催の「秋の大収穫祭」が行われました。
梨狩りやイモ掘りなどの農業体験後、自慢の郷土料理「くずかけ」(煮物です)を地元のお母さんたちが大鍋で腕をふるい、高木の新米のおいしいさをお客様に存分に味わってもらう、
と~っても賑やかなお祭りだったそうです。

共星の校庭では、集まったお客さま約170名がみなさんでお食事。

共星の里からの演目として、

○KAZUさんのライブペインティング

○哲郎くんのディジュリドゥ&カラスくんのパーカッション演奏

○哲郎くんの「お神楽」荒神さんの舞

が行われたそうです。


残念ながらこの日私は、仕事が待つ我が家に帰っていたため
写真撮れていませんが、

アブさんの作品展示室で流されているビデオ映像に、
当日の様子も記録されていますヨ。
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福岡空港にて。

2005-10-20 17:20:29 | 4.05~24年のイベント 告知&報告

10/6、KAZUさんの作品を見に2ヶ所寄り、福岡市内へ。
夜8:00に福岡空港に到着するもう一人のアーティスト
「アンナ・フランス」さんのお迎えが最終目的。

その前に、2件の要件を済ませ、
6:00頃、共星の里6周年記念イベント「ゼロセンガ、ハトニナルヒ。」で
協賛いただいた、KAZUさんの親友であり、共星もなにかとお世話になっている
(株)BEAの北島さんを訪ねました。
BEAさんビル内で、スタッフの皆様にもご協力いただき、
全員の顔をビデオに納めさせてもらいました。
とてもお忙しいであろう時間にもかかわらず、みなさん感じよく笑顔で応えてくれるのがホントうれしかったです
みなさん、どうもありがとうございました!!
それと、北島さんに連れてってもらったお店、とってもおいしかったデス
私は初めて食べた「アボガドサラダ」がサイコー!!でした


遡りますが...1件目、
3:00頃「第3回福岡アジア美術トリエンナーレ2005」開催中(11/27迄)の
福岡アジア美術館 http://faam.city.fukuoka.jp/ で
キュレーターの方にお会いして、

その後2件目、読売新聞社でアブさんの取材。
KAZUさんが訳しながらの取材だったので、
生い立ちや人生観などのいろんな話しを私もついでに聞かせてもらえて、
とてもおもしろかった。
ご自身がアーティストでありながら、NY,北京,スペイン,ベルリンと画廊を持ち、アート雑誌(2種類を隔月で)を出版している人はやっぱりとても珍しいとのこと。(今年1月、アメリカABCのテレビ番組でも、そんな部分の取材で出演されたみたいです。)
NYの最新アート情報が集結するその雑誌のホームページには、
1日平均3万件強のアクセスがあるそうで、びっくり。

http://www.nyartsmagazine.com/lubelski/index.htm
http://nyartsmagazine.com/pages/nyam_main.php
http://www.nyartsmagazine.com/pages/nyam_document.php?nid=595&did=2884

KAZUさんの話しでは、ニューヨークでのアブさんは、会社に訪れる若いアーティストたちを何十人と1日中次々に取材し続ける超多忙な毎日を送られているとのこと。

その話がとても想像がつかない位、
共星の里に滞在中のアブさんはの~んびりとしたカンジで、
私の知る限り、今まで共星に訪れた方の中でかなりハイレベルの行き当たりばったり(失礼な言い方でスミマセン)OK!的な、いわゆる「臨機応変」の効くタイプだったように思われます。

その時々の状況や相手によって、どうにでもカタチを変えていく。

まるで川の水のように。

自然に、ムリなく、淡々と、カタチを変え、量を変え、深さを変えて営々と流れ続ける。
しかも「水」であることは決して変わらずに。


そう、最初の私の勝手な印象「アブさんの中に川のように水が流れているみたい」と感じたのは、その青い瞳の色のせいだけではなかったのかも....。



あと、「物」にはあまりこだわらず、
あくまでも「ひと」に興味があるんだな~と痛感。

そのことは、物(人によってはゴミ同然の物とか...)が捨てられず物欲にまみれた一生を送る路線まっしぐらの私にとって、
心の奥に響く何かがあった......かもしれません。

これで私も「片付けられる女」になれるかっ?!

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アブさんの目をお借りして。

2005-10-20 17:13:42 | 4.05~24年のイベント 告知&報告

今回の展示のうち1部屋は、共星の里滞在中に出会った人たちの顔写真を全て展示していき、アブさん帰国後もずっとここでそれを続けてゆきたいとのことで、とりあえず100人分くらいは会期に間に合わせるべく、みんなで手分けしてビデオとデジカメでいろんな人の顔をおさえまくりました。

私も、10/6(木)のお出かけに同行させてもらいながら撮影。
最初、当然のごとく、「とにかくなんらかの接触をした人」と自分の中で限定していましたが、アブさんから、それに限らず「自分の(アブさんの)目に入った人をかたっぱしから撮って欲しい」と言われ、正直困惑しました。

考えれば考えるほど、どうしても納得できず、
「なんのコミュニケーションもとっていない人までというのはどうかと思う、
どうしても納得できないので理由を教えて欲しい」とKAZUさんに訳して聞いてもらいました(アブさんならこんな不躾な私がした質問でも、きっとちゃんと答えてくれるような気がしたんです!)。
そしたらやっぱりめんどくさがらずに答えてくれて、
「全ての出逢いが、そこから何かを生み出す可能性をはらんでいる。たとえそれが会話した相手だろうとそうでなかろうと....」というような事を説明され、即納得。
よくわりましたっ!と伝えたく、
「I see」と言えばよかったところをとっさに「understand」という単語しか思い浮かばず
「understand!understand!」と何度も大きくうなずくしかコミュニケーションできなかったバカな私。今更ながら、ハズカシイ。

(実際には誰かれかまわず顔写真を勝手に使用することは難しい面もありますが...)

それから、アブさんを通して私が覗く、ファインダー越しの世界が、急に少しだけ広がったような気がしてなんかとても楽しかった。

新聞社のビルに入る時にも、入口で手続き待ち中に
アブさんの目に写るいろんな人々。
警備員さんの顔を撮らせてもらった後、
今度は中からすごくキレイな女性が出てきて、アブさんの横を通り過ぎる。
エキゾチックで魅力的なその女性をアブさん越しに撮りたかったナ~!!と後ろ姿に見とれて、ふと気づくとアブさんもしっかり目で追っていたではありませんか。
「あっ!やっぱサッと撮ればよかった~っ!」と後悔した瞬間目が合い、
アブさんは「understand!」と言って私に向かって笑ってくれた。

なんか、何かが分かり合えた瞬間?だった.......ような....。

(でも、いったい何が  )

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アブさんの前を通りすぎる見知らぬ人々。

2005-10-20 17:09:49 | 4.05~24年のイベント 告知&報告

とにかく、そんな風にしてカメラを持って常にスタンバッていると、
帰宅時間帯のありふれた街中の信号待ち風景も、
非常にワクワクして見ることができました。

信号が青になり、たくさんの人々が一斉にアブさんの前を通り過ぎてゆく。
だーれも車の中のアブさんのことなんて見ちゃイナイ。
アブさんはこっちでみんなをじっと見てる。
それをまた後部座席から私が見てて、写真に切り取る。

その人たちひとり一人の仕事は?家族は??人生は???
信号が変わり誰もいなくなった横断歩道の上に、そんな私の想像だけが残った。

当たり前だけど、
この地球に、この瞬間、星の数ほどのドラマがあるんだということを、
なんかひどく実感。

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アブラハムさんの展示説明パネル内容

2005-10-20 16:58:44 | 3.05~24年の企画展告知&展示

アブラハム・ルベルスキー インターナショナル カーニバル展
(12/4(日)迄開催)
展示についての説明パネルの内容をそのまま載せます。


   このプロジェクトに参加してみませんか?
   あなたが主役です。


   私は誰なの?
   私は何をやっているの?
   私は何を選んでいけばいの?
   私にとって一番大切なのは何?
   私がやりたいコトはいったい何なのだろう?.....

   人と人とのコミュニケーションは大いなる可能性への入口。
   相互に作用しながら影響しあい、
   互いの、そして自分への理解を更に深め
   世界を広げようではありませんか!

   次の三つのプロジェクトを通じて。

   1.ポスター制作にあなたのポートレートで参加してみませんか?

   2.私が面会した人々の映像を見ながら、同時に、
    今のあなたの映像もご覧下さい。

   3.現在進行形の30万枚の素描があります。
    この展覧会に来た人は、一枚の素描を無料にてお持ち帰り下さい。


  Hello Hello Hello!   and good  bye! 
    
                       ABRAHAM LUBELSKI


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