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Mind Feeling0727-1 現実逃避感が強まる時は今。

2008年07月27日 20時10分38秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
このまま時間は止まらなくてもいいから、流行く時間の狭間に消えてしまえれば良いのに…と現実逃避に浸っている。休みの日の終りとは、往々にしてそんなもんなので、取り立てて気にする必要もないのだが、どうも胸の内が重い。そんな想いを形にした所で、どうこうなる訳でもないのだが、1つの記憶の点として書いてみたい。
 「時計を止めても時間は止まらない」という内容の歌を聴いたのは、確か、テレビアニメ『こちら亀有公園前派出所』のエンディングテーマ曲だったと思う。だれが歌っていたかはもはや思い出せない。
 あまりにも、楽しすぎた時間を過ごした所為か、現実を見通せなくなり、このまま闇に紛れて消えてしまえたらいいのにな…と思う。
 そんな事しか思えない自分は、本当に「子供」だな、と思う。
 教科書的には、

「思うがままに楽しんだ後は、その過ごした時間を手にして日々をより充足して過ごして

いく」

 というものがあるそうだが、私には「美辞麗句」にしか聴こえない。そんなに、世の中甘くはない……という事に誰もが気がついている筈なのに。そして、「ありふれた日常の気に入らない一瞬や衝撃の一瞬」が、快楽に満ちた時間達を一瞬にして「奪い」去るのである。あるいは、自然の流のなかで、色あせて消えていくものでもあるが、そちらは生理的な活動なので、許される範疇であろう。
 闇に紛れて消え行く。
 物語の終焉の1つに、そんなものがある。
 もう2度とめぐり合えない場所か遠い遠い地へ、「さよなら」という4文字を言わないまま、「行き先」という言葉を伝えないままに、目の前から姿を消す。そんなものは幾つもあると思う。その物語の「題名」を思い出せないだけであって、誰もが1度はそんな話にめぐり合った事があると思う。それは、アニメかも知れないし漫画本かも知れないし、小説かも知れない。あるいは、ゲームかも知れない、映画かも知れない。色んな媒体があると思うがそんな風にして、馴染みある物。くどくど強調して言う話でもない。
 私は、そんな「音も無く消え行く」という物語の世界のキャラクターになりたい、と思う。大概、そういうキャラクターはどこか大人びていてクールで恰好良い、憧れを持ち易い存在。無理は百も承知で、冒頭で述べた通り裏を返せば、単に「現実逃避したい」だけなのは、自明の話である。
 ここまで書いて1つ溜息。
気がつけば長々と書いてしまったが、自分でも掴みきれていない気持ち/想いを伝え
ようとすると、こんな風に、止まらぬ鼻水の様にズルズルと文章が続いてしまうようだ。
 書いて少しは安心を得たような得ないような不思議な感じである。曖昧な想いしか感じないのは、性分もあるかもしれないが健全とも言えないだろう。どうせ、明日になればそれで忘れるんだろ?と言われればそうかもしれない。但し、「〝何事も無ければ〟という条件付」である。
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