急行特急は行く…

「さて、曇り空の続く７月８日のモーニング オンですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか？そろそろ８時を迎えようとしている所なので、慌ただしさのピークかな、と思います。こう言う曇りの日は、何かと胸中に重たいものが広がり、見たくない物が見えたり、嫌な話が舞い込んだりとして、１日が長く感じられてしまいますね」

スタジオの小さな窓の向こうに広がる景色を眺めつつ、自分の心境をそのままＤＪになすりつける様にして、クールに話してみたくなる。故に、こんなスクリプトが出て来たりする。

７月第２週目の火曜日。相変わらず白濁のスクリーンが空に拡がっている。
湿っぽく暑い不快指数の高い日。苛立ちと共に、いろんな事、６割完成という感じで、手を抜きたくなるそんな感じである。

この夜空に、いくつもの願いが飛ばされた。それぞれの人が思い思いに、込めたその願いは、厚い雲の向こうへ届く事は出来るのだろうか？
願えば叶うわけじゃない。またいつもの感傷的な話になってしまうけれど、そう思う。人の欲望は無限大で、拾いだせばキリがない。声にならずして形になっている想い達で夜が明けるまで、空は満たされるだろう。賑やかな夜になりそーである。(謎)