急行特急は行く…

いつの間にか、小田急８０００形、４連固定車までフルカラーＬＥＤになっていた。足回りがインバーター化されたのかは定かではない。
ちなみに６連車と比較して、表示の字体がゴシック体になっているのが特徴的。画像は８０５１編成。８０００形の４連の第１編成の筈である。

東横通勤特急。まぁこんな感じか…で終点。
Ｙ５００に快速が入っているのは少々びっくり。共通幕だからあっても騒がれない地味な使われる事の無い幕。一応、２コマ種別幕には余裕があるよーなので、将来の副都心線で使われるであろう「通勤急行」が入りそーである。ついでに準急も入るかも…。

こんな時なので、前々からやってみたかった事のついでに、乗ることにした、Ｙ５００形による通勤特急。 ５０５０形に比べると、シートがなんか硬い。５０００形とシート布の色だけ違うだけで、変わらない。さすがは、首都圏統一規格電車仕様である。

羽…だとおもうのだが、妙に白いものが舞うのが目についた。綿ぼそといってしまえばそれまでだが、そんなものでもふわふわ浮いている物を見かけるのは何か嬉しいものがある。

名前は解らないが、ヤママユ蛾系のものであろう。
よくよく見ると、羽の下の部分がほつれている。活発に活動した証拠だろうと思う。
表題にした『１３夜奇荘談』は、以前も紹介したマンガである。この蛾に似た虫が蜘蛛と共に暮らしていく話があり、「季節の移り変わりは虫の泣き声よりも美しい」という話も実はそこに入っている。
季節は生き物にとっては少々キツイ面もあるが、豊かな色を見せるものでもある。全ては変化に富む事が大切なようで、踏み止まってはならない。しかし今は、このまま踏み止まって欲しい側面もある。

何枚かこれまで、似たような画像を創ってはアップして来たが、これこそが実は、中学時代の部活でやっていた事の１つであった。 あの頃、お絵描きソフトを使って、電車の絵を描いていた話は既にしたが、実は、字幕も例外ではなかった。 私は、生れついて絵心がなく、電車の絵を描いてました…と言っても、簡単な箱型電車、通勤型電車しかロクに描けなかった。しかもかなりラフで、窓のRなんかなくて、皆角型窓で、とても人前に見せられるものではなかった。
その点字幕は、文字と簡単な図形描画だけで済むので、簡単に出来、やっていて楽しかった。
あれから１０数年経って、再び始めた企画であるが、我ながらに進歩がないなぁ…と思う。
ちなみに、私は、電車好きな癖に、模型は一切やらない変な奴である。手先が信じられないくらい不器用なので、親からも止められ、行き着いた先は、現車一徹主義。しかし、それでも、写真もロクスッポ撮らず、カメラも揃えないありえない鉄道好きである。先月のツアーで本格的な物に出会ったが、全部携帯のカメラで済ます有様である。
結局、鉄道の何が好きなのか？と言われると、答えに窮してしまう。何かコレ！というのは１つもないから驚きである。
鉄道話を肴に何人かで集まって軽くどっかいったり何のかんの話すのがいつしか私の理想となっている昨今である。
と余談が過ぎたが、懐かしい時代を再現しつつも時代は変わり、また違ったものがあったように、これまで作成してみて思った。

ここまで来ると、嘘電の字幕館になりそうだが…汗。
　都営の５３００形や京成の３０００形に３７００形あるいは北総鉄道の７３００形に９１００形あたりで、こんな感じの表記が出来たら、良いのに…と思うが夢は夢物語が良さそうだ。