涼風鈴子「こんばんはざいますぅ~、涼風鈴子どすぅ。まかり間違っても“Morning on”ではない、臨時番組、あ゛だしに喋らせろ、でございます。それが証拠に、フォントの色が違うと言う、この番組は一応はラジオなんですけどぉ~(エコー)。いつもの非常識モード炸裂で、あいすみません。では、最後までお付き合いくだされ、CMです」
――CM――
ジングル「FM急特発臨時番組、涼風鈴子のあ゛だしに喋らせろ」
涼風「と言うことで、インチキDJの涼風鈴子がお届けする、あ゛だしに喋らせろ、ですが、まあ日頃ですね、朝のねっむーい時間帯にスクリプトを書くのはなかなかつらい、と言うヘタレタ我らが管理人の急行特急THですが、なんの気まぐれか、あ゛だしを土曜日に出すと言うヘンテコ思いつき企画、で、お前なんだよ、こうなんだよ、と言うクダラナイ台本はですね、棒読みにしまして、スタジオには、臨時番組なのに、なぜか海芝浦偽左衛門さんがいらしております」
海芝浦偽左衛門「こんばんは、八丁畷同心海芝浦偽左衛門です」
涼風「まともに挨拶するのかなりな時間ぶりくらいじゃない?」
海「まあ事情が色々とございますので、どうも、はい」
涼風「最近では、時代劇はめっきり下火ですしねぇ。あ゛んだのモデルの方は、既に彼岸の境地だもんねぇ、誰だか解ります?皆さん?ねえ?お立ち会い、なんて言ってもですね、お立ち会いなんかいやしないんですが」
海「お立ち会いとは、講談ですな」
涼風「“Morning on”名物、ハリセンもつからと言う設定であるからと言うあまりに安易な話に、リスナー諸氏は呆れ返ってますけどねぇ」
博士「壁|∵=) ̄」
涼風「なん゛が出てきたぞ、おい」
海「まぁそんな所から見てないで、こちらへいらっしゃいまし」
涼風「なんか知りませんが、 ̄(=∵=) ̄が舞い込んで来ました」
博士「こんばんは ̄(=∵=) ̄ひゃー」
涼風「月に帰ったらどうなんだい?ええっ?だいたい中秋の名月は終わってんだ、いつまでもこんなところにいると、売れ残って、相方が見つからなくなるぜ、をい」
海「それでは、まるで雛人形ですな」
博士「帰りたくない ̄(=∵=) ̄ひゃー」
涼風「ほほう、帰る気はないと、しかたねーな、旦那、出番です」
海「うむ、わかりもうした」
――スタジオのライトが落ち、有名時代劇キャラテーマソングが流れる――
海「そんなに月に帰りたくないなら、無理にでも帰してやるぜ」
――チャンバラ、辻斬り効果音――
悲鳴「ひゃ゛あ゛っ!!」
――スタジオのライトがつく――
ラナ「もと食用カエルのラナでーす」
カエ子「もと食用カエルのカエ子でーす」
涼風「これは一体どういうストーリー展開なんだい?こんな話は打ち合わせの時はなかったぜ?」
急行特急TH「………汗」
海「キャラクターだけが増えるばかりですな」
ラナ「ねえねえ、美味しいザリガニは?」
カエ子「お腹すいたー」
博士「 ̄(=∵=) ̄はここにいるひゃー。偽侍の刃では斬れないんだひゃー」
海「そんな、確かに斬ったのに」
博士「新鮮で美味しいザリガニv(o\o)vあげる ̄(=∵=) ̄ひゃー」
ラナ・カエ子「頂きまーす」
涼風「ちょっと腰のもの借りるぜ八丁畷」
海「へへえっ」
涼風「おい、そこのヘタレソツネイラ、あとで楽屋裏までこい~、切り刻んでやるわ。以上、キャラだけ出た臨時番組あ゛だしに喋らせろ、でした」
博士「斬らせない ̄(=∵=) ̄ひゃー」
涼風「やがあ゛しいっ!!(峰打ち)」