読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

週刊朝日5月27日号

2005-05-18 23:56:50 | 読んだ
週刊朝日を購入し始めたもっとも大きな要因は、当時、司馬遼太郎の「街道を行く」が連載されていたことだった。
司馬遼太郎がなくなった今でも購入しているの要因はないのだが・・・マンネリというかナントナクである。
それでも、連載の中では小説「タックス・シェルター」(幸田真音)とかエッセー「暖簾にひじ鉄」(内館牧子)「あれも食いたいこれも食いたい」(東海林さだお)とか「夫婦の情景」や書評欄とか楽しみのものもある。

一方、特集記事は、興味があれば読むがあまり読まない。
それは、見出しの大きさの割には中身がない、ことに尽きる。
天下の朝日でさえこうだから、他の週刊誌などは推して知るべし、とおもい、まずめったに見ない。

新聞によく週刊誌の広告が載るが、あの見出しを見ただけで腹が立つことがある。
マスコミは自身を正義だと思っているのだろうが、こっちから見れば「金儲け」にしかみえない。
それなのに、ホリエモンを非難し、JRを責め、噛み付くところがなくなれば「行政」や「政治」のせいにする。すごく簡単な構造である。

今週号は、民主党国会議員団がJR脱線現場近くでゴルフ大会、をしたのが不謹慎であるとのこと。どうなんだろうなあ?朝日関係者はそんなことをしていないんだろうなあ?

いまや日本の判断基準はマスコミにあるといっても過言ではないから、そうなんだろうなあ、と思う人は多いだろう。それでいいのか?と思う今日この頃なのだ。

追伸
 「メタフィジカルパンチ」(池田晶子)を読んでます。


コメント
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