読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

酒のほそ道 第34巻と冬の酒スペシャル ラズウェル細木 日本文芸社

2014-01-12 17:36:40 | 読んだ
正月2日の夜の新年会で飲みすぎて体調を崩した、と思っていたら、どうも風邪(胃腸炎)だったらしく、しばらくの間体調不良が続いていた。
やっとよくなってきたので、懲りずに新年会に出席したら、またぶり返してしまった。

それなのに「酒のほそ道」なんて読んでいる。
最新刊の34巻を読み終わったら「冬の酒スペシャル」なんてものまで読んでいる。

人は何故酒を飲むのだろう?
なんて、根源的なことをこの漫画を読んで思うのは、やはり懲りているからだろうか?

例えば、吉田類の酒場放浪記あるいはおんな酒場放浪記を見たりしても、あまりそんなことは思わない。
ああ、うまい酒を飲みたいなあ、と思うだけである。

しかし、この「酒のほそ道」はうまい酒だけの話ではなく、なんだかあの酒もある。

主人公の岩間は、時々「アチャー」なことをする。だから「かすみちゃん」がふんぎれないのである。
そのほとんどが「やりすぎ」なのである。

この漫画は「酒呑みのいやしさ」を描いているのだと思う。

酒を飲んでいていつも思うのは「ここでやめればいいんだろうなあ」ということである。
自覚しているのである「やめ時」
だけど、ちょうどいいやめ時でピシッと終われない。
それが「酒」なのである。

なーんてね。

酒のほそ道を読んでいると、こんなに自由に酒を飲めていいなあと思うのと、ちょいと控えたらと思うときがある。
「ひかえたら」というのは、よく自分が言われていることである。

なので、酒のほそ道は時にして「戒めの書」となることがあるのだ。

ただし「戒めの書」によって、目が覚めた、という例はあまりない。


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