読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

孤独のグルメ【新装版】 久住昌之<原作>谷口ジロー<作画> 扶桑社

2014-02-17 21:09:05 | 読んだ
2008年12月7日に、孤独のグルメについて感想を書いている。
今回は【新装版】である。

この間何があったのか、といえば、映像化されたのである。
その出来がものすごくよかった。

私は、その映像版をBSの再放送で見た。
しかし、全部を見られたわけではなかった。
ぜひ、全部を見てみたいと思っていたのだが、昨年末から正月にかけて、ドーンと放映されたのである。
それを録画してDVDにダビングして見ている。(ただし、末娘の不始末により最後の日は録画できなかった・・・くやしい・・・)

で、映像版を見て、それでは原作を一気に読んでみよう!と思ったのである。
実は前に読んでいるのにもかかわらず。何しろ原作を読んでいたというのがうろ覚えだった。
なんとなく読んだような気はしていたのだが・・・

そのうろ覚えの感覚は、原作であまり興奮しなかったためだと思う。
ところが映像版は、興奮するほど面白かったのである。

つまり、原作はあまり面白くない。
だから、読んでいるのにうろ覚えだったのだ。

そして、今回【新装版】を読むとやっぱり映像版のほうが面白いよなあ。
と、思いながら読み続けていると、原作というかこの漫画やっぱりすごい、と思い始めたから、さあ大変。

何がすごい!のかというと「余韻」である。
漫画を読んで最後のコマを見終わったら「ああ、そうだったの↘」とクールダウンするのだが・・・
しかし、この漫画は、最後のコマを見終わった途端に「ホワーン」というカンジになり、少し休みたくなるのだ。

というわけで、また映像を見ることにしている。

更に、実は、数か月前から久住昌之の「食い意地クン」という本を読んでいる。
この本のほうが「孤独のグルメ」に近い。
あまり面白いのでゆっくり読んでいるのだが、この「食い意地クン」に取り上げられた「食べ物」一つ一つに対してコメントを述べようかと思っている。

それにしても、映像版で、主人公:井之頭五郎を演じている松重豊の食べっぷりにはホント感心する。あんなにおいしく食べられるとたまらない。

それで、今、この映像版を見てはまっているのが、つくねピーマンである。これはバカにうまい。

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