
良く横から不意に大切なものを奪われることを『鳶に油揚げをさらわれる』と言いますが・・・・
今日はトビではなくカラスのお話です。
先日、石垣市内のシード線を時速40kmほどの速さで旧空港方面へと向けて走っていると、その9mほど先かなぁ?
5㎝ほどの動く黒い物体を発見。
なっ・・ なんだぁ?
そこで直ぐに減速し、それが何であるのかを確認すると小さなネズミが道路を右から左へと横断しているではないですかぁ。
だから更に減速し、そのネズミが路肩へと到達するのを確認して通過しようとしたら・・・・
突然、車の前に大きな黒いものが飛び込んだ。
そう、それはネスミを狙ったオサハシブトガラス。
そして、そのオサハシブトガラスはネスミのを銜えて飛び去るかと思えば 3mほどの高さにまで舞い上がり、その小さなネズミを道路へと叩きつけたのです。
それも狙い定めたかのように走る車の直前へと叩きつけ、それが一瞬の出来事だっただけに道路に叩きつけられたネズミを跨ぐように通過するしかなかった。
で!
その後すぐにミラーで後方を確認すると、そのオサハシブトガラスは何事もなかったかのように小さなネズミを銜えて飛び去りました。
あのオサハシブトガラスは偶然に走る車の前に落としてしまったのか、或いは故意に車に轢かせようとしたものなのか?
いや、それとも叩きつけて失神させようとしたのか?
こればかりは、あの時のカラスに聞いてみないと分からないのですが、やはりカラスは知能が高いということを窺い知ることができました。
しっかし、鳶に油揚げではないですが小型のオサハシブトガラスも結構エグイことをやってくれますよね。
※添付画像は本件とは別の個体
オサハシブトガラス
Corvus macrorhynchos osai
ハシブトガラスの亜種