錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

無駄なことかもしれないけれど・・・

2022年02月01日 | 昆虫・植物
今日は2月の最初となる日。
そんな朝一番となるお話はというと、先にUPした迷惑砲の続きですぅ。
そんなこんなで昨日の発送をもって自己採集のオオムラサキは全てなくなった。
が!
キリシマミドリシジミだけは20卵(正確に言えば18卵)ほど手元に残しました。
なんだ、その半端な数は!?
なーんて思われたかもしれませんが・・・・ これでイイのだぁ!
と、言うのも・・・・
キリシマの卵ってダラダラと孵化してくるし、その期間はヘタをすれば最初の孵化から一ヶ月後となることもある。
なんでかなぁ?
キリシマの場合は他のゼフに比べると孵化の温度が1~2℃高いとか言うけど、問題はそこだけなのかなぁ?
ならば湿度?
そこで毎日のように過湿してみてもダラダラとした孵化は一向に改善しない。
やっぱ一時的とは言え冷蔵庫での保管が問題なのかなぁ?
ならば外に吊るして管理する?
いやいや、この時期は注意報がだされるくらい空気が乾燥するので、いくら常緑樹の枝に吊るしたとしても直ぐにカラカラですよね。
そこで問題です。
このお馬鹿な爺ちゃんはどうしたでしょう?
その答えが、👇これですよ。


小型のプラケにオアシスを敷いて産卵されたアカガシの枝ごと挿してみた。
これだとアカガシの枝はオアシスの水を吸い上げるだけでなく、この乾燥した時期でも湿度が保てる。
まぁ、気休めかもしんないけど・・・・
そして、このプラケを陽の当たらない北側の日陰に吊しておくことで自然の状態が再現できるんじゃないかなぁ?なーんてね。
要するに急激な温度上昇を与えるように冷蔵庫(野菜室)からポンと出して孵化させるのではなく、屋外で三寒四温などを繰り返しながら徐々に孵化を促してみると・・・・ 
もしかすると別の結果が見えてくるんじゃないかなぁ?
なーんて考えた訳ですよ。
だから18卵という半端な数でも十分。
まぁ、これに関しては全く意味がない無駄な取り組みかもしれないけれど・・・・
ただねぇ、3月の下旬から4月の上旬にかけて採卵したキリシマの卵は一斉孵化する傾向があるので、もしかしたらと痴呆の一歩手前の脳みそを絞りに絞って考えたって訳ですよ。

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