錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

今年の出来はどうでしょうか?

2022年08月25日 | 昆虫・植物
いやぁ…
今年も日本テレビ系列のチャリティー番組、『24時間テレビ』が今月27日から始まりますね。
でもぉ…
一休禅師の『正月は冥土の旅の一里塚 』じゃないけれど、この24時間テレビが終わると同時に夏休みも終わりを迎えるんですよね。
良い子の皆さんは夏休みの宿題き終わったかなぁ?
えっ!?
まだだって?
ん… そりゃ大変だ!
そりゃそうと、この爺ちゃんも『標本づくり』という夏の自由研究をやってますよ。
それが👇これ!


こいつはコヤマトンボの乾燥標本なんだけど、これらのトンボ標本はマジ厄介なんですよ。
何が厄介かと言うと…
先ずは体色。
そして、最大の問題が複眼(目)の色なんですよね。
まぁ、体色はアセトン処理とかシリカゲルとかフリーズドライ的な処理で、ある程度の色が残せるけど複眼だけは黒く変色してどうにもならない。
けど…
東国原氏じゃないけど、そこを “どげんかせんといかん” とよ!
だから昔は複眼の上から塗料を塗っていた。
が!
これが “わざとらしく” て、お話にもならない。
そんなこんなで手を変え品を変えて、毎年のようにトライしているというわけ。


で、今回は複眼内に色素を注入してみた。
まぁ、その甲斐あって複眼の模様も何とか残せたと思うのですが…
今年の出来どうでしょうか?


で、こちらは同じ方法で作成したコオニヤンマの標本。
まぁ、経年による色褪せは仕方がないことですが管理湿度と温度。
そして紫外線カットなどの対応で少しは対応できるかと…
そんでもって次はムカシトンボのようなグレー系の複眼にトライですね。

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