
ゴー、ゴー、ゴーーー と響くような山鳴りがして、火映がでるようになると噴火の期待は薄くなる。
ただ、こんな状況でも明かりがスーッと消えるように火映がなくなる時があります。
この状況で火口からの山鳴りと噴煙が途絶えると、おっ!やっとくるかぁ?
なーんて、ちょっとだけ期待します。
そして、この状態まま溜めて・・・ 溜めて・・・ ドーン!とくれば大きいんだけど、山鳴りと火映が出てる時って、そんなに大きな噴火は・・・ ない。
いや、無い時が多い。

だから・・・
そんなショボそうな時はカメラのレンズをスームイン!
だけど、全てのカメラの倍率を上げちゃうと大きな噴火が起こると画角からハミ出して Out!
だから、それぞれのアングルを変えて撮影してるんですぅ・・・ って言うか、ある意味、賭けなんだけど。
そんでもって、同じメーカーでもカメラの機種によっては、それぞれの癖があったりして撮影した後の仕上がりに差が出たり、レリーズを押すタイミングでも変わたりするものですから複数のカメラをセットして数勝負。
だってプロじゃないんだから、俺らのような“ど素人”は「数打ちゃ当たる・・・」的な撮影をしないと無理。(笑
で、上にUPした画像はNikonのD5100で9月12日00時16分に撮影たもの。

そして、こちらは同じ時間にNikonのD7000で撮影たものです。
微妙な差なんだけど、写った時の雰囲気が大きく変わっちゃうでしょ。
えっ、同じじゃねぇか!って?
あのぉ・・・
うちの嫁みたいな事は言わないでぇ。

そして均等に噴いてくれれば良いだけど、左へ飛び出しかと思えは・・・

右にへと噴いたりして、温和な私も時としてイラっとする事も多々あるのです。

だからと言って、たまに“ど真ん中”で噴いたかと思えばショボ過ぎきる・・・
ナメてんのか!ってね。(笑
ならばPCに取り込んでコンポジット(画像合成)すれば良いじゃん!
なーんて、思われるかもしれませんが、これをやっちゃうとデータどころか自分自身の思い出すら無くなっちゃいますからね。

だから・・・
こんなショボくてピンボケしたような画像でも、この桜島の地において自分自身が9月11日の21時52分に間違いなく立ち会ったという良い思い出なんですよ。
だって、この噴火みたいな現象は規模が小さ過ぎて何処にも記録されていないのですから・・・