ロクマルに続いてハチマル(LX450)もオイル交換。今年の夏は長距離を走る計画があるのでメカニックに頼んで徹底的に観てもらう事になった。
ハチマルを下から見上げる度に錆の進行をいやながらも目視する事になる。5年程前に吹き付けたシャーシーブラックは劣化し風化してほとんど剥がれ落ちてしまっている。強度的には今の所問題はないと言ってもね...。ある程度の錆とは付き合っていかないといけないのかなー、この環境下では。
今回はフロントホイールにほんのわずかなガタを発見。まだ深刻ではないがどうしょう?という事になった。気になる事は直ぐに直したいので調節を依頼する。早速分解してベアリングの閉め増し調整が始まる。丈夫なカバーがなかなか外れなくてこの調節ナットに到着するまでに30分以上かかってしまう、メカニッシャンも四苦八苦、時計は午後の1時になろうとしている、腹へってんだろうなー、と少し気の毒になるが...。反対側もあるんだぞ!おい大丈夫か?...余計な心配か。
終始メカニックの仕事ぶりを見せてもらった、少しはメカの勉強になると思って張り付いていた。やる事はシンプルであるが油と汗にまみれた肉体労働であった。自分で車をつつくという事はそれなりの覚悟が必要であると感じた。そして基礎知識と経験が物をいう世界。車の修理整備は実に奥が深い事を学んだ時間であった。
作業が終わって店を出る頃には手も服も真っ黒に汚れてしまった。客として店に来たのだからクーラーの良く効いた待会室で冷たいジュースでも飲みながらゆっくりと待てばいいのにとも思うが、そうした事は一度もない。服を真っ黒にして帰るとは...、しかも当日は上下真っ白の服装、おまけにスニーカーまでも...まあ、これが僕のスタイルだと思った。