夏の日差しを受けながらもあまり輝かないランクル60。今日はニューヨークの見える川岸まで連れてきた。この場所では車を止めてニューヨークの景色を車内から愉しむ人ばかりだが、自分の車を観て楽しんでいる人は他には...
...いない。
旧車(まだ25歳だが)の一つの楽しみはただただ車を見ながら過ごす時間を持つ事である。これは本当に贅沢な時間である事は知る人ぞ知る。残念ながら決して他人には解らない。そこには愛車と自分との歴史があり、苦労がある。情熱や愛情があった故に金も掛けた、その金で旨い物が食えたであろうし、新しい服も買えたであろう。 この感覚、ひょっとしたら魔法がかかっているのかも知れないな。(笑)
腹八分目が健康と長寿の秘訣。クルマを眺めるのも、クルマに金をかけるのも...。
そう自分に言って、あえて完璧ではないロクマルを賛美するのも楽しい事ですな。