2011年7月21日、灼熱のラスベガスを後にして、次に目指すは真夏のDETH VALLEY(死の谷)、デス。
夏のデスバレーは暑すぎて危険だから行かない方が良いと言われている。...しかし本当に危険な場所であるならば立ち入り禁止の策がとられるであろう。いや、やはり80年代頃までは本当に危険であった。その頃の車は暑さでオーバーヒートを起こす可能性が大きかったからである。しかし今日車の性能が格段に良くなった事によって危険な場所ではなくなりつつあるように感じる、しかし油断は禁物だな。
ラスベガスから95号線を北に走る。街を抜けると直ぐにこの景色。右手側の広大な砂漠地帯は、アメリカ空軍の飛行テスト地帯である。
ネバダ州からカリフォルニア州に入る。州の境を越えても景色は砂漠のまんま。
373号線に乗り換えて陽炎を追いかけながら向かう先は泣く子も黙る、死の谷である。デスバレージャンクションを越えて190号線からデスバレーを目指す。
デスバレーの入り口、デス。
ええっー、さかまさか?暑さのために通行止めか?
と思ったのですが...道路工事でした。
モーレツに暑い中ご苦労さん、デス。
デスバレー ナショナル モニメント の中に入りました。
死の谷と呼ばれるこの地域は意外と...明るい、眩しい、シルバーな大地。
ちょろちょろと申し訳なさそうに生息している砂漠の植物も谷の奥に行くほどなくなってしまう、ここは生命の存在を許さない場所。デス!
FURNACE CREEK という谷底にあるサイン。黄金の渓谷とかアーティスト通りとかあります。
これより南のBADWATER (27Km )までドライブします。谷底は意外と広く平らな大地。
やはり真夏の死の谷、交通量は少ない、実はこれは願うところでした。
この光景がデスバレーの谷底、デス。
ブルーとシルバー、うう~ん、これは僕の2台のロクマルの色だな。
実に落ち着く気分だ...クーラーを効かせた車の中にいれば...ですが。(笑)
バッドウオーターにやって来ました。
海面下、282フィート、85.5メーター、デス。
白色の大地
体積した塩の大地を歩く踏感が...なんとも...良かった。
ずーっと、向こうまでいこうぜ!GO!!!
...
ふりむけば、かあちゃんが...
3歳児をあんなところまで連れていくなと...
はいはい
ここまで、デス。
塩を手にとって口に入れてみる、(小さい粒にしとけばいいのにでかい塊を)
まずっ...
つーうか、極端にしょぱく、苦味がある。
後味が悪く、灼熱の暑さで気分まで悪くなりそうだった。(なった)
...水、水、水 くれい!
大地の味か。
車に戻って温度を確かめると...。
外にいるより外から車に乗り込んだ時が最も暑く感じるなあ。
真夏のデスバレー、最高!デース。