昨日のニューヨークの最高気温は摂氏ー8℃、最低気温はー17℃であった。現在の北海道の札幌よりも寒い気温である。昨晩はランドクルーザー60を運転しながら室内がなかなか暖まらないのでヒーターに何か問題があるのかも知れん?と疑ったが、原因は外気が氷点下をかなり下まわると、広いロクマルの室内を暖める力がおよばないという事なのだ。こんな寒い時はランクルの新車がいいなあと思ったりするのである。
...(ぶるぶるぶる)
前日の夕方から朝にかけて、この地方は大雪に見舞われた。
ランドクルーザーにとって積雪はパラダイスなのだ。/
自動車は移動の為の道具に過ぎない、という人々にとっては路上の積雪は苦痛であり、雪の日の運転を好ましく思う事は出来ない。
ランクルはいい年をしたおっさんに、
わーい!雪だ雪だ嬉しいなぁ.../
っていう子供心を与えてくれる、童心に還らせてくれる媒介だという事です。
実はまだガキだったりしてな。()
ランドクルーザーがいいのは、自分のそばに(家の前に停まって)いるだけで、そこにランクルがあると、なぜか気持ちに安心感をもたらしてくれる。これはランクル所有者の特権ではないだろうか?たとえ嵐の夜だろうと、吹雪を伴う大雪だろうと、そんなの関係ねェ!っていう安心感である。/
粉雪の除去にはこのホウキが早くて楽だ。
ガラス製のヘッドライトならばこびり付いた氷をしごき落せる。
北国の知恵か?車の雪落しはなるべく早朝の寒い時間に、太陽が昇って気温が上がると雪は水分を含んで重くなるので、同じ雪を落すのに余計な力と時間がかかる。
さあ、雪道を走ろう!
雪を払ってエンジンを掛けると、走ってみたくなる押さえられない衝動にかられる。
4x4のローに入れて、アクセルをゆっくりと踏んでいく。
タイヤがスピンを始め、車体は不安定に揺れエンジンがうなる。
.../
ランドクルーザーは4x4だから雪道には強いよなぁ。って多くの人が思っている。確かにその通りである。特に4x4のローギアにぶち込んで路肩から脱出する時などは嬉しい悲鳴をあげたくなる程である。/
いつもの街の光景。
さて、4x4を解除してっと...、/
雪道は滑らないように緊張しながらゆっくり安全に走る事が基本だ。しかし、時にはリアホイールドライブで走ってみる。4x4を外してリアドライブでタイヤを斜めに滑らせながら雪道の醍醐味を楽しむ。アクセルを踏みながら、これ以上踏んだら滑るなって感覚を超えたり抑えたりして、周りに車や障害物が無い事を確認して車を滑らせながら走る時、車を駆るっていう感覚が恍惚なのである。
...楽しみはあくまでもほどほどに自己責任で。
雪道はF-Rが面白い。
4x4と使い分けるともっと面白い。
...俺って、結構ヤバイおっさんなのかも知れん。
雪景色に似合う車の色は原色系がいい、
ん、じゃない!と思った。
こういった楽しみがないと、寒い冬は乗り越えづらいです。(寒)