ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

仮想北極体験

2014年01月22日 | ロクマル日記

 昨日は最高気温氷点下9度、最低気温氷点下16度の寒い一日であった。一般的に雪が降ると気温がそれ程下がらないと言われているが、北極の寒気は容赦が無かった。この冬の続く寒気で寒さに対して少し慣れたかな?という気持ちがあったが、寒気の中での風にあおられると、とてもそんな事は言ってられない。極寒の中では風というものに対しての対応が必要であると、身に沁みて感じた日でもあった。

 

1月21日、午前9時過ぎ、北極圏からの強烈な寒波を共なうストームがやって来た。

光る粉雪、降っても溶けない雪は見る見る辺りを白く染めて行く。

 

道は真っ白に変わる。

除雪車の対応は追い付かず、車の移動スピードは下がる。

 

午後二時半、気温摂氏ー9度

仕事で郊外へ足を運ぶ、駐車場へ停めて建物の中へ。

多くの職場が積雪の為に早締め、帰宅の為のラッシュであった。

 

午後9時半過ぎ、仕事が終わり建物から出て凍て付くロクマルへ。

よーっ!元気か?

寒さの為に雪は軽い。

 

ドアを開けて、エンジンを掛ける。力強い始動。

あー良かった、エンジン掛かって!

車内にはスムースジャズの音楽が流れる。

4WDのH(高速)にギアを入れ、車内はあまり暖かくはないが、動き出す。

頼むよ、ロクマル君!

タイヤが雪を掴む音、ワイパーが窓を擦る音、

途中の街街は静まりかえり、何時もの活気は無く、行き来する車もほとんど無い。

今日は音楽がクリアーに聞こえる感じ。

 

一夜明けた朝、昨晩はお疲れ様。

へばり付いた氷は容易には取れそうにないな。

 

 アメリカの北東を覆っている寒気団はこれから数週間に渡って停滞する(らしい)。昨日は良く知った方のSUVが、車を運転中に暖房を上げて室内の空気の流れをDEFに切り替えた所、フロントガラスに一直線のひびが入ったとの事。寒さの為に日頃予期しない出来事が起こるようだ。

さあ今日も、ロクマルで行こう!

 

コメント (2)
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