仕事で訪れたニューヨーク郊外の町にある半地下の駐車場に駐車されていた一台のビンテージカー。これはスゴイと思った。タイヤの空気はしっかりと充填されナンバープレートが付いている。フロントウィンドーには定期的なオイルチェンジのステーカーが貼ってある。ナンバープレートは年に限定的な走行距離を規制されるクラッシックカーナンバープレートではなくて、一般的なものであった。写真を見ると分るが右ハンドルである。フロントの先端に栓抜きの様なロゴがあるが何処のメーカーが何時作ったのかはさっぱり分らない。1930年代?かとは思った。車体の塗装はレストレーションが施されている光沢で埃の積もり具合から一月程動かされていない?様子。当時のセダンは観音開きであった。後部座席はタイヤの真上に在する。フロントボンネットの中にインライン(直列)エンジンがあるのであろう。前後の車輪の中に見えるドラムブレーキ、垂直なAピラーとフロントウィンドゥ、前輪のアプローチアングル等を見るとランクル40を連想させらる。戦前のニューヨークの街にはこういった車が沢山走っていたのであろう。こういったクルマを観る事が出来たのは仕事プラスアルファであった。これからは暖かい季節。街や郊外でこういったビンテージカーを見かける機会が増えるのを楽しみにしている。
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