エーゲ海のキクラデス諸島(紀元前3000年~2000年)の石像のはがき。この時代の極度に様式化された彫刻。もう何十年と持ち続けていた一枚のはがき。古くなっても捨てることができず、やっときちんと額装しました。額装のテクニックもシンプルです。少し探ってみると、ピカソやブランクーシといった芸術家もこれらに影響されたのではないかと思われます。
ミロのビーナスやサモトラケノニケはキクラデス島のパロス島で切り出された大理石を削って制作されたそうです。紀元前323年頃~紀元前30年のヘレニズム時代の大理石石像は神秘的で美しい肉体像なので 美術系のデッサンの勉強にも日々活用されています。
この額装のテクニックは いかにしてシンプルで美しいデザインにしようかと工夫されてできたそうです。イデドカードルというフランスの額装の雑誌の表紙をこのテクニックの額装が飾りました。