川原慶賀の世界

2017-11-24 11:44:25 | 透明水彩画
昨日 歴史文化博物館の川原慶賀展に行きました。2時40分から4時近くまで 堪能しました。慶賀は今下町(現 築町)出身です。植物の花、種子 根っこなどの表現は 薔薇の画家 ルドゥーテを思わせるような巧みな 表現力があります。シーボルトがヨーロッパに持って帰るためにヨーロッパ風の立体表現技法を ヨーロッパの画家を日本に呼んで 川原慶賀に伝授させました。日本でいち早くヨーロッパの技法を学んだのは川原慶賀なのでしょうか?川原慶賀に関する文献はあまり残っていないようですが、うなるような仕事力に頭が下がる思いです。長崎港の海のグラデーション、山々の段々畑の棚田のような田畑の表現、あたたかみのある表現に とても興味が湧きます。シーボルト事件の際には 慶賀も同事にさばきを受けるなどしていろうようです。シーボルト事件ではほかの日本人も責任をとらされるなどよく知らないことが多いものです。


昨日の雨が嘘のよう!

2017-11-23 10:54:06 | 透明水彩画
今日は朝からいいお天気。ピンポイントでスケッチの日に雨が降るなんて・・・。でも、昨日の雨のおかげで雨に濡れた路面に映る車の明かりを描くことができました。この車はタクシーです。パトカーみたいになりましたが・・・。



路面に映る人物や明かりを描きたかったので 今回 雨でも無駄になりませんでした。

今から30年ほど前 職場の先輩が
「無駄なことも大切」
と言っていた台詞を聞いて、無駄なことが多かった私は「ほんとうだろうか?」と疑いつつ 慰められた台詞です。

七面山と市民会館銀杏通り

2017-11-22 10:28:05 | 透明水彩画
 12月2日からの作品展の準備はまだまだ不完全なのですが 気晴らしとリサーチのため えいっ!とかけ声をかけて 行ってきました。先日の大山入り口の感動を実感してから 考えをあらためたからです。

21日きのうはいいお天気。中川町バス停から妙光寺入り口までタクシーで行き720円。ワンメーターのところでとめて歩いても充分です。そこからまず本堂にお参りして 108?ある階段を登っていきました。今回はポールウォーキングをしながら登りました。紅葉はまだまだ緑色でしたが、上に近づくにつれほんの少し赤くなっています。銀杏は上の方も黄緑色。















しかし お天気に恵まれて爽快な気分で 時短スケッチ。うまくいかなくても 自然を満喫しました。

22日9時半。念のため 市民会館の銀杏通りに行きました。銀杏はほぼ八分の紅葉でしょうか。雨の通りも風情がありました。次回からどんなに天気が良さそうでもスケッチの際は 前日のブログを見て実施するか、しないかをお伝えしようと思いました。私からお伝えするのはブログのみにしようと思います。次回 レッスンの際に詳しくお伝えします。







できるだけ毎日絵筆を握り 力を付けたいものです。最近ウォーキングも少しできるようになりました。ポールウォーキングも始めました。やっと 人生が楽しくなった今日この頃です。

水彩画受講生の方へ スケッチ延期します。

2017-11-20 10:57:50 | 透明水彩画
 今週から急に気温が下がり いよいよエアコン開始です。今週22日のスケッチは天気が良くないので中止します。今後のことはリサーチ後ブログに掲載します。



『コスモス』市展の作品です。ご高覧いただきありがとうございました。今日美術館に行って見てきました。大きな会場に他の作品と並べてあるので 客観的に鑑賞できたことが良かったです。鉛筆の線をもう少し薄くして 色味も もっと透明感を表現できるようにするという課題を見つけました。
 ほかの作品もたいへん丁寧に表現してあり 力作揃い。ぼかしの表現も増えてきていると感じました。「県展より見応えがあるね」という会話が聞こえてきました。県展はサイズが大きいので 市展の方が 鑑賞しやすいのではないかと思います。展示位置が20㎝ほど下がりすぎている気がしました。

 (22日のスケッチは天候が良くないので中止します。)

アール デコのデザイナー

2017-11-14 11:54:40 | フランス額装


山名 文夫(やまな あやお、1897年7月17日 - 1980年1月14日日本のグラフィックデザイナー)という人の葉書で額装しました。小さく「YAMANA AYAO」とサインしている文字を見つけ 日本人だとわかりました。まだまだ知らないことがたくさんあると思いました。この額装は 12月2日からの作品展に出品します。山名さんは資生堂関係のデザインに携わり 紀伊國屋のロゴも担当しています。一枚の葉書からびっくりする情報があふれます。