作品展に応募して感じること

2013-08-31 12:23:11 | 透明水彩画
この夏 応募した「上野の諸美術館」の作品展。出品して世間の広さを感じました。作品を見るために上京して、東京の大きさを再認識。永山祐子さんや伊藤若冲の作品を見て、すばらしさを感じましたが、同時に 期待しすぎていることも感じました。実物を見ないと盲目的な考えになってしまう気がしました。

上京する以前に決めていたことですが、10月から半年間 青木美和さんのレッスンを受けに行きます(できたら毎月)。学びたいことは
1,透明感の表現
2,光の表現
3,モチーフ

です。最近 東京までの飛行機代が安くなったので行きやすくなりました。たとえ レッスンを受けても自分が考えなければ何にもならないとは思いますが、青木美和さんの独特の強さを学びたいものです。
永山祐子さんが 器をたくさん描いています。ちょっと興味を持って私もコーヒーカップを練習してみました。形の表現や装飾的な表現を味わうことができます。「めんどくさいな」と思いながら描いてみて、結果的に更に興味が湧きました。



また、実物そっくりに描く色づかいが気に入らないので、好きな色づかいの絵を少し真似してみました。

ある作家は
「アースカラーで描く」
と言う信念を持っていました。ベラミーという画家の絵は、透明感のある世界を作り上げています。遠近感や光の表現も 見事です。


~ベラミーの本より~

最近の現代日本の水彩画家の絵に、盲目的に傾倒していたのですが、東京に行ってみて、古い画家の良さを再認識した次第です。東山魁夷とか安野光雅、平山郁夫など独特の色づかいを持っています。また 彼らは 徹底的にデッサンを追求していました。楽して絵を描くには地道な勉強が近道のような気がします。

ところで昨夜は大雨警報など出ていましたが、今はすっかり晴れ間が出ています。アーケード街で買い物がてらにマスキングアートを写してきました。デザインが素敵だなと思っていたら ちゃんとしたイベントの一環でした。詳しくは日本経済新聞の記事に掲載されています。



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林真理子 野心のすすめ

2013-08-30 14:11:04 | その他
毎週日曜日の長崎新聞に本のベストセラーランキングが載っています。以前は 長谷部誠氏の「心を整える。」という本が気になって買ってみて 感動したのですが、最近気になる本に林真理子氏の「野心のすすめ」という本があります。「野心という野暮ったいタイトルなのにどうして人気があるのだろう」と疑問に思っていました。「野心」と聞くだけで敬遠していたのですが、生徒さんが持っていたので借りて読んでみました。
思っていたより読みやすくとっても笑えます。とても積極的で、前向きな考え方には感動しました。30代までにこの本に出会いたかったです。しかし、今からでも 私自身の心の奥に追いやった野心を今一度掘りおこしてみようと思います。
林氏は家が書店を経営されていたこともあり、「本を買って頂いたら読者に得をして頂く。」という信念の元、文筆活動をされているようです。ただこの本の字が小さすぎることは、頂けなかったです。林氏の他の本も読んでみたいと思います。
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真夏の東京その2

2013-08-23 13:24:37 | その他
泊まったホテルは浅草橋「浅草橋ビジネスホテル」
はじめはいやだったけど 2泊するとすっかり気に入りました。



2日目の福島は思ったより遠く、お金もかかるので躊躇しましたが、後ろを振り向かないようにして 前へ進みました。

東北新幹線のホーム。





山形行きの新幹線。東京から1時間半で福島に着きます。旅費は片道約8000円。

福島到着。



フランスの空港のようなデザインのディスプレイ。





ゴミ箱の中身が少なかったのが、人通りの少なさを感じます。





うどん。関東風味と感じました。



福島県立美術館





美術館には福島県内の人が大勢来ていました。埼玉や関西の人も来ています。九州からはあまり来ていないかもしれません。
長崎県にも若冲が来て欲しいものです。





このツルの水墨画だけ見るために来たようなものです。美術館には11時から4時までいました。



5時頃の新幹線で東京に戻り、浅草橋の駅近くの王将で餃子定食と生ビールの夕食をとりました。
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バナナされどバナナ

2013-08-22 21:21:23 | 透明水彩画
月に一回の夜のレッスン。バナナの形がほどよく決まり、着色もスムーズにいきました。バナナもたいしたものです。



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真夏の東京

2013-08-22 11:07:11 | 透明水彩画
上野の森美術館に 自分の絵を見るために上京しました。「日本の自然を描く展」に出品した作品です。この日は月曜だったので 美術館はほぼお休み。上野の森美術館は開館しています。まず 上野駅の真正面にある文化会館で友人と待ち合わせ。その後 美術館へ。大勢の人が来ています。必死に自分の絵を探してみると、目的通り、客観的に絵を鑑賞することができました。
○遠くの山が目立ちすぎ。
いいところは
○透明水彩画らしくさわやか。

しんどい思いをして出品する必要があったのか何度も自問自答しましたが、価値ある答えは出ました。


昼には帝国ホテルに行きました。以前本で読んでいた帝国ホテルの一流のサービスを受けたくて選んだチョイスが このホテルでランチするということ。比較的安い価格のお店を見つけました。といっても2000円以上はしますが。入ってみると、料理はおいしいのですが、案内人の頭のポマードが空間を占領して・・・。悲しい思いをしてしまいました。
トイレにはセンスの良い額が飾ってありました。エアコンが効きすぎて体調が悪くなりました。駅からも離れているので、私には不向きのホテルです。

次に永山祐子さんの個展鑑賞。広い会場にたくさんの大きな絵。本で見ていた絵が何枚もあります。自由にのびのび表現してあります。思ったより親近感が湧きました。やはり 絵も生に限ります。宣伝が少なかったらしく 訪れている人もまばらです。と言っても会場が広いので10人以上の方が鑑賞していました。


次に 伊東屋 鳩居堂 和光と 名の知れたお店が連なる銀座の店を回りました。一番感動したのは 和光のカーテンと椅子。しっかり目の保養になりました。






そのあと 東京駅で夕食です。丸ビルの5階の和菓子とお食事のお店「珈琲茶房 椿屋」にはいりました。2000円以下でパスタと紅茶を飲むことができました。サービスも良く、すばらしかったです。

そのあと 浅草橋のホテルへ。その名も浅草ビジネスホテル。小さいお部屋です。しかし 住めば都。3日間、楽しい時間を過ごすことができました。近くに材料屋さんも多く楽しめます。21日の朝食べたきぬがさ丼が忘れられません。


2泊3日で滞在しましたが、2日目は福島県立美術館に「伊藤若冲展」を見に行きました。福島駅はがらーんとしていたのに、美術館は大勢の方が来ていました。私の目的は「ツルさまざま」のなかの 後ろ姿のツルの一枚の絵。この絵に会いにきました。続きは後日にします。
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