先日のフランス額装のレッスンで 基本の斜め45度のテクニックでつくって頂きました。45度の部分のマーブル紙の緑がきいています。刺繍はうすい布に刺してあるので平たく広げるのに苦労しました。
15年ほど前に行ったパリで 手芸市に行ったのですが、そこでは手芸に関するお店や展示がたくさんありました。細かな針仕事をきれいに製作する手仕事には頭が下がります。
思えば3月12日。ハーフコートを着て歩いても思わず脱いでしまいたいくらいです。暖房をつけずにすみそうで 電気代が安くすみそうなのでほっと一息です。
日曜は自宅時間が増え、歩数が少なくなるので、ウォーキングを少しだけ頑張りました。もう木蓮が満開です。木蓮の花が咲くと春は目と鼻の先だ!と思います。ミモザは満開になり、もう一週間咲き続けています。
今日 新しい額が届きました。
立体的な額装には 深さのある額が必要です。届いた額は2㎝近い深さがあるので調整なしで大丈夫でした。お雛様の額は 黒から緑に変えて少し華やかな雰囲気になりました。
鯉のぼりは「敷石と深い額」という技法です。
額装も保存の際はビニールに入れて湿気がないようにした方がいいのか考えようと思います。紙も額装も湿気問題は悩ましいものです。
今日は久々に額装のレッスン。しばらくのお休みでしたが、作品に対する情熱の炎は燃え続けていると、刺激を受けることができました。
東京や大阪ではレッスンや美術展など感染予防に気をつけて前向きに進んでいるようです。長崎でも、できることはやっていこうと思います。
久しぶりの投稿になります。
先日東山魁夷さんの葉書を ビゾーフランセーズの技法でつくりました。静寂なメタセコイヤ?!の木が水面に映り、より奥行きを感じます。フランス額装も少しずつ取り組んでいます。
長崎は「100年に一度」と称される大規模な再開発が進んでいます。このコロナ禍の間に変化しています。長崎駅、市役所、県庁、MICE施設(名称出島長崎)の新設など。小さいことで言うとアトリエの左隣の銀行は思案橋にお引っ越し。右隣のお店は無くなってしまいました。おまけにアトリエでのレッスンはここのところお休みしていますので、旧県庁界隈はひっそりとしています。
築町商店街は、活気があり2軒並んでいますが、両方ともお客さんでいっぱい!その商店街から遠くの空を眺めると、建設中の長崎市役所が見えました。
市民会館前からは大きく見えます。目の前です。
市民会館の玄関口広場の工事もやっと本格的に始まりほっとしています。
ところで土日のBS11チャンネル午前9時59分から10時55分まで「アート・オブ・クライム美術犯罪捜査班」という番組が始まっています。フランス語ですが、日本語字幕がつきます。フランスの有名な美術館や文化遺産、歴史に触れられるということです。少し楽しみにしています。
長崎はオミクロン株の感染者が連日600人前後で、どうしてこんなに増えてしまったのかと考え込んでしまいます。長崎大学の森内教授のテレビ画面を見て目を疑ったのですが、ネクタイの柄が「スヌーピー」。ミッキーマウスの時もあります。小児科の先生なので、病気の子どもたちが治療を少しでも楽しく受けることができるようにと言うことらしいです。
エーゲ海のキクラデス諸島(紀元前3000年~2000年)の石像のはがき。この時代の極度に様式化された彫刻。もう何十年と持ち続けていた一枚のはがき。古くなっても捨てることができず、やっときちんと額装しました。額装のテクニックもシンプルです。少し探ってみると、ピカソやブランクーシといった芸術家もこれらに影響されたのではないかと思われます。
ミロのビーナスやサモトラケノニケはキクラデス島のパロス島で切り出された大理石を削って制作されたそうです。紀元前323年頃~紀元前30年のヘレニズム時代の大理石石像は神秘的で美しい肉体像なので 美術系のデッサンの勉強にも日々活用されています。
この額装のテクニックは いかにしてシンプルで美しいデザインにしようかと工夫されてできたそうです。イデドカードルというフランスの額装の雑誌の表紙をこのテクニックの額装が飾りました。