修行中です
現在は禅についてお勉強をさせていただいております。
そのせいか先日美容室の先生に
「やつれていませんか?」と言われました。
まさか修行中です、とは言えないので、
ダイエットしています風に答えてみました。
(問答が多いので集中力を使い、精神はかなり削られます)
そして美容室の先生に
「あのぉ・・・まるで頭の触り心地が男性のような感じがするのですが」と言われ、
「え?」と聞き返すと
「頭の皮膚の張りが男女で違うんですよ。
ふるらんさん、かなり男性っぽく張りがありますよ。
もしかして男性ホルモンとか打ちましたか?という感じなのです」と言われました。
ええ~~~
私って修行でそんなに女性の部分を剝がしとっている?
っていうことは・・修行が進んでいるということなのですが・・
とは、そんな言い方を禅の僧侶には言えない。
「私、進んでいます」なんてみっともないわ。
ということで、
「もうこの年ですから、女性ホルモンが全く無いでしょうし」とごまかした。
年を重ねると、女性は弱弱しい髪質になるらしい。
そして生え際から抜けて、
耳の周りも薄~~くなると。
もちろん個人差が大きく出るので一概には言えないけれど、
でも大方の人はそうなるらしい。
運、不運の世界ではなくて
「家系です」と美容室の先生のキッパリとしたお言葉。
ちなみに我が家では薄~~い毛の人は誰もいない。
男性は両サイドの毛がしっかり残り、頭頂の部分が薄くなるというのが多い。
ただ、私の場合は頭頂はしっかり残っているので、
当分は毛の心配はないらしい。
「もし病気や体質などですべてが消えていくのであれば、ウイッグも受け入れる心の準備はできています」という会話。
・・といいながら結構な値段がするのよね、と思う乙女心。
いっそ丸坊主でもいいのだけれど、
それはやはりお寺に入っているとか、
ファッションなら、という条件がまだ心が弱い私にとっては必要かも
ガン患者さんで全身毛が抜けた方とお話をしていた時に、
布団や櫛、お風呂の排水溝に溜まる自分の髪の量を見るたびに想像を絶する心の痛みが体に来るというお話を聞いた。
でもいずれ私もこうなると覚悟もした。
出家して髪を剃り、人生をお寺で学ぶ方達とお話して、
覚悟を学んだ。
修行が進めば私の髪がもっと変わるかもしれない。
「ふるらんさんは前回より変わったところがすぐわかりやすい人です」と言われ、
一か月半サイクルでカット、カラーをしてもらっているのに、
そんな短い期間で変わるって・・
私ってやっぱり変よね、と心で苦笑いしていたのでした