いつもお世話になっている神社へご挨拶に行きました
お参りに行って、
たくさん神様の光を背中に浴びて…
本殿から下がろうとすると、オシャレな服装の60代後半ぐらいの全く知らない女性が、ニッコリ笑って私の後ろから声をかけてきて、
「こっち、こっち」と言うので一緒について行くと、
境内にある一番大きな樹のそばに行き、
「この樹が願い事を叶えてくれるのよ。私の膝を治してくれたの」と言いました。
え!
どうして今、私が膝を痛めていることをこの女性が知っているんだろう…と思い、
「実は二日前から膝が少し痛くて」と話すと、
「これならお願いしたらいいわよ」と言われました。
その後その女性は自分の生活や今起きていることを次々と話し始めまして、
え〜そんなことを聞いていいのかしら?と思いました
でも今は聞くしかない。
きっと今日はこの人の話を聞いてあげなければならないよね、と思いました。
30分ぐらい立ち話。
ほぼ女性のお話を聞いて…
そしてその女性が“神社では決して言ってはいけないこと”を口にしたので、
「その言葉は神様の場所では言ってはいけませんよ」とはっきり言うと、
「あ、ごめんなさい…ついつい話してしまって」と謝りました。
いえいえ…と話して…
人生いろんなことがありますからね…云々…
(ホントにいろんな話を聞きました。家系のこと、親類のこと、商売のこと…そして女性にまつわる昔の知らない単語も知りました)
そして挨拶をして、鳥居のところでさようなら…
するとその女性が
「なんで、知らない人になんでも喋っちゃったんだろう…」と突然言いました。
…ですよね。
そうなんですよね…
それってこの女性の“誰か”が私に聞いて欲しくて、それでこの樹のことを教えて…誘ったのだと思います
一人暮らしで寂しいのよね…
多分それだけではなくて…
何か、作用して私に話して来たのだと。
20年前、高野山へ行ったとき、突然
「今日はあなたを案内するのね」と言いながら現れた年配の女性が案内してくださって…
高野山の詳しい話を知り、
帰りが同じ大阪で、特急が終着駅の難波に近づいた時に、
「え?あなただれ?」状態で私に話してきたのを思い出しました。
“ワタシ”に話をしたい人、
なしかしらの用事がある人…
“本人は覚えていない”のでキョトンとしている表情を見たとき不思議って…こんな感じよね…と思います
今日のあの女性…
次回会ったら“いつもの私”を覚えているかしら