毎日いろんなことがあって・・
それでもなんとか生きていかなきゃならないから、頑張っていかなきゃならない。
自分に毎日言い聞かせる言葉は
「強くならなきゃ・・」・・・・

(←泣きながら)
何度も泣いて泣いて・・強くなる。
経験したくないけど・・強くなる。
い○めとか、人間関係とか・・・
彼氏のこととか・・
仕事が多すぎて許容量が超えて・・
時間に追いつかなくて・・そんな自分が大変で。
なんで周りの人が出来ているのに、自分が遅れてるとか・・
体を壊すか、自分が壊れるか・・・
その場所から逃げるか、お酒とか女の人とか賭け事とか・・
自分を一時的にごまかして麻○のようにひと時に陶酔する。
何に安心を求めても、求めた先が決して安定ではない。
一時の逃げも必要かもしれないけど・・・
でもそれはまさに本来の解決方法ではないということ。
ほんの数時間自分を大きく見せて、そして実像を虚像に変えて自分をだます。
その差が大きければ大きいほど、不安という闇が濃くなるし、それを消すために○りが生まれる。
○りでごまかせば、周りの人間に「不安な自分」がばれなくていいから。
お金がない人に限って桁の大きな話をする。
お酒はアルコールの上昇とともに気分が大きくなる。
そして自分を大きく見せて、そして偽って。
つまり気持ちが小さいことの証拠。
水商売の人はこういう
「私たちは人なんてみていないわ。用事があるのはお財布の中身だけ」。
あるママさんに
「絶対お客さんに惚れるな」という話しを聞いたことがある。
この答えが
「好きなあなたに(お金や自わが○を)貸したいけれど、貸せばあなたが来なくなる」
バクチは
「俺は肝っ玉が大きいんだ」とみせる。
相手に強く、怖く見せるのは自分が弱いから。
相手を威圧したり、抑制するのはいつも自分が不安定だから。
人をいつも取り巻きにしたいのは・・孤独が怖いから。
人が離れるのが怖いから人を威圧する行動をとる人は・・まさに孤独が怖いから。
人が気になり、小さいことでも人のことを○るのは、本来の自分が小さいから。
つまり常にほえる子犬の心境・・
気がついていたとしても、また逃げる。
言葉や行動で表現して自分を偽って・・まわりに自分をわからないようにする。
気がついていない人も多い。
実際の自分と作っている自分の差が多ければ大きいほど小さいことにすぐ反応する。
人は・・とってもわかりやすい
自分を責める人、その場で自分を偽って逃げる人・・・
また・・来世も同じように繰り返される・・
現実の自分を受け入れてそして直そうとしないかぎり、永遠に続く○しみなのだから・・・
50代後半の男性のお話です。
○年前、会社を○産させてしまい、○億円の○債で、○産をしました。
妻とは○婚、私は一人になり、6畳一間のアパートで生活をすることになりました。家の中にあるのは少しの着替えと、布団一組、食器がほんの少しで、テレビもなにもありませんでした。現金は財布の中と、家財道具を売って作ったお金と貴金属を売って作った○十万円・・一ヶ月・・2ヶ月分しかありませんでした。
仕事をさがしました。警備の仕事しかありませんでした。会社の社長という経歴は就職には不利だったようです。
今から考えると・・私のプライドがそうさせて就職を邪魔したのかもしれません。タクシーの運転手をしようと思いましたが・・そして○○の仕事をしました。
いろんな経歴の人と話をしていて気がつきましたよ。
人は鏡だということをここで学んだ気がしました。
私はやはり○産するようなことをしていたのだと思いましたよ。
私は自分の実像よりも虚像で生活をしていたのです。社長という肩書きにふさわしい生き方を自分で作っていたようでした。調子に乗りすぎましたね・・お金を使いすぎました。
そして自分の家族のためよりも、自分の心を満足させるお金を使っていました。
今から考えると自分の稼いでいるお金よりもたくさん使っていたのです。
でも当時は
「自分にふさわしい使い方」としか思えなかったのです。
そして常に自分が快感を得るようなお金を使い方しかしていなかったでした。
今考えると妻にも子供にも何もしてやらなかった・・と思いました。
それまでは妻子にいろんな事をしていたと思っていたのですが、それはたんなる自己満足で終わっていたのだと気が付きました。
人と触れ合って初めて気がついたのです。
自分の実像を。
ちがっていたんですよね、実際の自分と見せている自分が。
認め始めたときから楽になりましたよ。
ほかの人が日々仕事の文句や不満など言っているのをんみて自分が社長になる前のことを思い出したんです。
社長になったらあ~する、こ~すると。
よくよく思い出したら・・・欲求の塊で、見栄の塊で・・
お金ができたらそれを果たしているだけで・・
結局自分に残ったものは○金と○しみと○しさだけで・・
そして・・年をとってしまっただけで・・・
友人も・・家族も・・・誰の俺のそばにいなくて・・
私の魅力ではなく、私の行動で、自己の都合に合う行動にくっついてきていただけだと知りました。
少しのお金をもって夜の街に行こうとも思いましたが、○金のことを思い出す・・・
本当は○のうかとも思いました。
でも・・その方法を考えたとき、ふっと思ったんです。
私が○んでも・・誰も泣いてくれないだろうと。
そして泣くのは結局自分か、と。
泣いて夜空を見ていた日が続きました。
自分はいったいこれからどうなるんだ・・と。
そして・・体を壊しました。
○臓をやられたみたいで。
病院で入院していたらほかの人には家族が来て
俺には誰もいないな・・と思っていたら、会社社長や奥さんやそして子供さんまで来てくれました。
もちろん会社の人がたくさん来てくれて
「また一緒にがんばろうや」と言ってくれて涙が出てきました。
そして社長の奥さんが毎日身の回りのことをしてくれて
「遠慮しないでね、家族だと思ってるから」と言ってくれたとき
「自分が社長のときはやはり自己満足だけでしていて、本当は・・社員に何にもしてやらなかった」と思いました。
夜中、トイレでまた泣いて・・
泣き終わってから顔を洗い、眠れそうもないのでホールに行きました。
すると看護師さんと男性患者さん2人が座っていてコーヒーを飲んでいました。
看護師さんはにっこり笑って
「上司には内緒ね」といったので
「はい、分かりました」と言いました。
患者さんが
「ここに座れよ」と言って席を開けてくれたので、看護師さんの横に座りました。
男性患者さんの一人がインスタントコーヒーを造ってくれて自分にくれました。
そして
「この看護師さんと○○さんのときだけコーヒーがのめるんだよ」と笑っていました。
コーヒーを飲んでいると患者さんの一人が
「あんた、まだ新人だね?何の病気かい?」と聞かれたので答えると
「それはよかったね。俺なんてあと一年か二年か・・あの世に行くので」と笑いながらいいました。
そしてもう一人の男性が
「俺もそうなんだよ。こいつの後か前か分からないけどな」と笑いながら言いました。
看護師さんに聞くと
「そう見えないでしょ?」とにっこり。
不思議な空気だなぁ・・と思いました。
一人の患者さんが
「あんたのところに良く面会が来るね」と言うので説明すると
「ほおそれはあんたの人徳だ」といいました。
そのとき気がつきました。
すべて失ったと思っていた自分だけど、人に大切にされている自分はほんの少し残っていたんだ・・と。
そして・・今は入院しているけれど、ほかの人のように重○でも先が見えた病名でもない、つまり治療したら健康になれるということに気がついたんです。
そして・・このことに感謝したら、また何かうまく行きそうな気がしてきました。
なにか・・湧き上がってくるようなものを感じたのです。
その夜は部屋に戻ってからずっと未来を考えました。
退院したらまずとうするか、そしてその先は・・と。
お金の計画を立てることにしました。
そしてどのぐらいためて、それをどうするかを。
そして恩返しをしていこうと。
もう一度・・努力して、立派な人間になるように目指し、会社を興して今度こそ立派な社長になろうと。
人を尊敬し、そして自分を褒められる人間になろうと。
許可をもらい、外出届けを出し、図書館に行き、思想、宗教、哲学、経済・・そしていろいろな本を借りてきたり、運動のために町を歩き、今の景気を見たりしていました。
何の会社ができるかを考えたのです。
そして退院の日が来ました。
社長と奥さんが迎えに来てくれました。
退院祝いもしてくれました。
私は幸せな気持ちでいっぱいになり、みんなに囲まれて泣いてしまいました・・・・
私にとって通院は常に自分の心の決意を確認する時間であり、場所となっていたのでした。
その○年後・・・
看護師さんが詰所で仕事をしているとスーツ姿の一人の男性が立っていました。
「お久しぶりです」という声を聞いて
「あ~○○さん?」と答えました。
「はい」と笑顔をみてその男性が元気なのを確信しました。
一枚の名刺を看護師さんに渡し、
「よかったらここに電話をください」と言ってすぐ帰りました。
看護師さんは仕事が終わってから電話しました。
すると
「明日、よかったら会社に来てください。見せたいものがあるので」といいました。
そして次の日に行くと・・・こじんまりとしたテナントビルの中にその男性の会社がありました。
一人の女性が出てきて、中に入ると○○畳ぐらいの部屋に30代ぐらいの会社員の人が2人、机が5個、そして窓際に机があって、あの男性が立っていました。
そばにあったソファーに座わり・・お茶をいただきました。
看護師が
「あれから○年で・・こうなったんですか?」と聞くとにっこり笑って
「はい、死ぬ気で働き、死ぬ気でお金をためました。そして今、小さいですが、念願の○○の仕事をしています」と答えてくれました。
人を雇うだけの売り上げを上げるってすごいこと。
「やっぱりあなたの器は大きかったですね」というとその男性は
「あなたやあの患者さんたちのおかげですよ。それで○○さんや○○さんはほかの病院にいったと聞きましたが・・」
「あ・・ごめんなさい。もう高いところへ行ってしまったの」と話すと
「そうだったんですか・・やっぱり恩返しが遅れましたね・・」といいました。
「いえいえ、まだ間に合いますよ」と看護師はいい
「あなたがあの世に行ったときに立派に挨拶できるような生き方をしたらいいと思いますよ。私もそのつもりですから」と看護師は言いました。
会社で扱っている商品を2・3頂き、そしてその人とお食事をして看護師は帰りました。
そしてその看護師は夜空を見ながらあの世の二人に
「早くあの世に呼ばないでね、彼は彼でまだまだしたいことがあると思うから。なんとしてでも成功するまであの世に呼ばないでね」と祈っていました
ふるらんには・・・ふるらんの人生があります

そしてこの夜空の下にたくさんの人達一人一人の人生があります。
ふるらんはいつも夜空をみてこう思うのです。
「毎日、毎日いろんな大変さがあるけど、一日が終わって、こうやって穏やかな時間が数分でもあって、笑顔で居られるのが一番幸せ」と
日本って・・・平和という宝物があるから、いつでも人生の復活可能だということを忘れないでくださいね