タイタニックという映画のお話。
前世に絡んでいる人も少なく無いでしょう・・・
そのお話です。
「海が怖いわけではないのですが、なぜか楽しめないのです」と彼女が言いました。
そして
「泳げるし、楽しいと思うのですが・・たぶん海で亡くなってるような気がします」と言いました。
セラピーを始めました。
彼女はとてもステキなドレスを着て隣にステキな紳士がいます。
「今の主人です」と言いました。
そして
「私は大きな船に乗って船の下の両親に手を振っています」と言いました。
その船の名前が
「タイタニック」。
楽しい会話、楽しい時間が過ぎていきます。
そしてあの事件があり、小船に乗り換えました。
そして・・・目の前には惨劇があるのです。
「自分は助かった・・しかし、たくさんの人が死んでいった・・・・」
彼女の心の中に罪悪感が生まれました。
助け上げて船に乗せても寒さで震えて死んでいく人。
寒い寒いと周りで震えています。
神様への祈りの中に自分が生きていることの罪が・・彼女を苦しめました。
夫に
「私たちは助かったけど、神様の教えに逆らっている・・・みんなお金持ちの人のために死んでるのよ」と言いました。
夫は
「神様が救ってくれた事に感謝しないと」と言いましたが彼女はその言葉には救われませんでした。
救助船が来て助かりました。
しかし彼女のその後は懺悔の日々だったのです。
それから彼女は苦しむ人たちのために尽くすことを神に誓いました。
「人を助けるために残りの人生はあるの」と。
彼女の耳に残った言葉
「寒い・・寒い・・寒い・・・・・」
「私は・・・あの人たちを救えなかった」。
その後彼女は人々のためにすべての財産を提供し、人々のために人生を尽くしました。
セッションは続きます・・・
そしてメッセージが来ました。
「安心しなさい、人々はみな神の国に来ました。あなたは十分神の行いをしたのです」
彼女の目から涙が溢れ、そして
「よかった・・・」と言いました。
あの事件は「死んでも、生きても・・・みんな苦しかった」のです。
セッションが終わって彼女が言いました。
海が嫌いなわけじゃなくて、自分の罪悪感が嫌だったこと。
許されていないのではないか?とこころの底にあったこと。
異常に寒がる理由がわかったこと。
「でもこれで私はやることはやったと安心しました」と言いました。
私は
「今、幸せ?」と聞くと
「はい、夫も子供も愛しています。最高の家族です」と言いました。
彼女はもう生まれる前から許されていたのです。
それを勘違いしていて・・・・
生きているうちにできること。
自分ができること。
自分が少しでも努力してできること・・・
やってみませんか?
生きているうちです。
いろんなことに悩むより、自分ができること。
そう、あなたが周りの人に
「感謝すること」
「褒めてあげること」
それと
「笑顔をあげること」。