掃除ってね、修行にとっても良いのです
ってストレートに言えますし、先輩達からにも言われています。
ちゃんとしているお寺ではお掃除がびっしりと行き届いています。
子どもからお年寄りまで床磨きに参加しているお寺もありました。
ちなみに・・床掃除が最高の徳積みです。
どんなに建物が立派でも、床を見るとその場所の○○○が解ります。
磨くということは我が身を磨くことと一緒です。
そういうところでは床が鏡の様に光っていて、歩いている人の姿まで映るのです。
あ~~~~~素晴らしい
街を歩いていてもわかります。
そしてお店の中を見ていても解ります。
ゴミを歩きながら捨てる人もいれば、
拾ってゴミ箱に入れる人もいます。
建物やお店の中でゴミが落ちていても拾わない店員さんもいます。
ゴミは清掃の人が拾う、もしくは今日の担当の人が拾うという考え方の人も多いのです。
「誰かが拾うでしょう?」の心は決して美しくありません。
せめてゴミ箱に近いところに落ちているのであれば・・拾って捨てる。
この心を神様仏様は見ておられます
お掃除の時はある意味『無』になれます。
ひたすら床を見ているので。
もちろん周りのモノにぶつからないようにしなければなりませんが
必死に掃除をしている自分がすべてを忘れられる一瞬と出会えるからです。
ここのところず~~っと仏教の本にびっしりのめり込んでいました。
宗派は関係無く。
経典は若いときに読んでいました。
あれこれそれ・・
本棚に並んでいました。
で、今は修行されている方からのおすすめの本なのですが、前にも書いたように超難解。
それでいつもそれに考えさせられることが多くて、
でも考えるのは楽しくて。
これを解いたら見えるものが大きく変わるのでしょうけれど、とにかく難解。
これってどう解いたら良いのかしら、と思っていながら板の間をモップをかけていました。
ある程度かけて、モップにホコリがついたので、裏返してモップについたホコリを掃除機をかけようと思い、ひっくり返した瞬間・・
あ
「本当はもっと簡単かもしれない」とひらめきました
難しいことをずっと難しく考えてきて、理解するのにややこしいことと格闘している自分に対して、
ひっくり返してホコリを取ったらいいんだと。
世の中のホコリを自分に付けてきたのだから、それを掃除機で取る・・
リセットではない。
ホコリを取る。
その作業を今させられているんだわ~と。
しばしそのまま天を仰ぐ・・
あ~~~~~わかった、わかった。
私、簡単に考えるわ、この本の解説と調べている内容に対して。
読んでいるとコーヒー3杯は軽く飲めるぐらいの頭を使います。
現在、4分の3まで熟読。
後もう少し。
今月中には終わらないと思うけれど、
読み終わったら勧めてくださった方に報告と感想を述べる予定です。
と、私自身も変われそう・・