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今も・・ケーキ屋さん!?

相伝稽古

2021年03月21日 | 日記

今月は相伝稽古です

着物を着て 身を引き締めて

一回目は「大円之草 炉」

左に 和物茶入れ 右に 唐物

真塗り大円盆を昔の『円』の字に拭きます

 難しい・・

この点前は茶杓を拭くのに特徴があります

『4 1 0 ポン 3』  覚えましたよね

 

二回目は「行之行台子 炉」

八卦盆 火舍蓋置 元節茶杓・・・

『盆引き 火箸 茶 茶入れ 建水 蓋置 礼をする』

何とか覚えられました

 

三回目は「真之行台子」

若狭盆 塗りの中次 尼崎台 油滴天目・・

今回は大きな茶入れ 大名物「初花」の写しを使います

 初花(はつはな)

初花は、漢作唐物です 高さが8.8センチもあります

口径4.5 底4.5 胴回りは6.5以上あるのでしょうか

回しにくい大きさである(未熟者が!)

 

元は楊貴妃が使用していたと言われる油壺で

足利義政が「釉色が優美婉麗で春の先駆けする初番の名花に似る」

ことを理由に『初花』と銘したそうです 織田信長 秀吉 家康・・

戦国武将の手を巡りました

「初花」が出たからには 天下三肩衝も勉強しないといけません

 新田肩衝(にったかたつき)

新田肩衝 高さ8.5センチ 口径 底4.5 胴7.7

当初は海松色をしていたのが 大坂の陣で被災して

今の色になったと言われています・・

新田義貞が所有したことから 新田肩衝と呼ばれているそうである

 

 楢柴肩衝(ならしばかたつき)

寸法がわからない・・大きな茶入れには違いない

楢柴に関しては釉色が濃いアメ色で これを「恋」にかけて万葉集の歌が有名である

『御狩する 狩場の小野の楢柴の 汝はまさで恋ぞまされる』 みかりと読みます

『はし鷹の 狩場の鈴の なら柴の なればまさらで 恋ぞまされる』

上の歌は覚えましたが 下歌までは覚えられません (未熟者が!!)

天下三肩衝 秀吉が全て所有しますが 結局は家康の手に渡ります

一つが数億円と言われています  はぁ

 

話が逸れてしましました 次回 四回目は「大円之真」です

とても覚えきれません・・・(歳のせいにしちゃおう)

コロナも収まらず 新種が出てくるし

季節は春ですが すっきりしませんね

明日も良い日でありますように

 

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