昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

Berry Berry Merry♪~

2013-05-31 | キッチンから愛を込めて


【イチゴゼリー】



クロスグリ, アカスグリ、グースベリー 、クランベリー、ブルーベリー

ブラックベリー、ラズベリー、ボイセンベリー。クワノミ(マルベリー)

そして、 イチゴ(ストロベリー)!

ベリーと名のつくもの、ベリーの仲間はどれも好きですが

5月から6月にかけての約三週間は、我が家のイチゴ祭です。

我が家のイチゴも毎日200gから多い時には1kgも収穫できています。



形は不揃いでも味は甘味と酸味が絶妙な、市販の物より味が濃い気がします。

勿論、無農薬!

露地ものなので、しっかりと太陽を浴びて栄養もばっちり!

ビタミンCの含有量はは果物の中でもトップクラスのイチゴです!(レモンより多い)

たった5~8粒くらいで一日のビタミンCの摂取量をまかなってしまうのです。

そんな訳で、毎日イチゴ イチゴです。(笑)



    

先ずは、定番のイチゴジャム。





そのまま食べたり、クリームを載せたり、練乳をかけてみたり

イチゴプリンにイチゴゼリー、イチゴババロア・・・
 

グラニュー糖で漬けておいたイチゴをたっぷり入れて「いちごのクロスタータ」

イチゴの採れる季節になると、母が必ずリクエストする

「ほら、イチゴのいつものあれ。」という名の、イタリアのタルトです。

  
【イチゴのクロスタータ】

さくさくの生地とイチゴの甘酸っぱさが何とも美味しい素朴なお菓子です。

うちではコーングリッツを使って焼いています。

この季節の定番になりました。

イチゴのクロスタータの作り方はこちら



イチゴ大福も作ってみました。


【イチゴババロア】



そうそう、イチゴには若返りの効果もあるとか。

さて、少しは若返れたかしら・・・


【5月の庭で】



Thank you!

(merry;形容詞で、 陽気な、愉快な、おもしろい、快活な、浮かれる、笑いさざめく、 お祭り気分のといった意味)



物語のなかのパンを焼く~ハイジの白パン~

2013-05-22 | キッチンから愛を込めて


毎週土曜日になると、パンを焼くようになりました。

色んなパンを焼いているうちに。ふと思い出したパンがありました。


それはハイジの白パン 


幼い頃から「アルプスの少女 ハイジ」の物語が大好きでした。

美しいアルプスの山々にに囲まれた景色と、モミの木、夜になると星空が眺められる乾草のベッド。

おじいさんの作る美味しそうなチーズ・・・

大きな自然の中で、慎ましくも心豊かに暮らすハイジとおじいさん、そして村の人々の暮らしに憧れました。

その後、大都会のフランクフルトのクララの家で暮らすようなって

山の暮らしには無かったふかふかの白いパンに驚きます。

そしてそれを山で暮らすペーターのおばあさんに食べさせてあげたいと

こっそりクロゼットの中に毎日少しづつ隠しておくようになります。

結局、家庭教師のロッテン・マイヤーさんに見つかって

捨てられてしまったあの白パンです。

レシピを見つけたので、ホームベーカリーを使って挑戦してみました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
強力粉 : 250g

牛乳 : 170g

バター : 20g

砂糖 : 20g

ドライイースト :3g

塩 :3g

打ち粉・振りかけ用強力粉 適量
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ミルクをたっぷりつかって練り上げました。



本当は、真ん中がもっとくぼんでいるのですが

二次発酵で、予想以上に膨らんでしまって丸いパンのようになってしまいました。

早速食べてみると、ふっくらもちもち~♪

毎日、固いパンを食べていたおばあさんに持って行ってあげたいと思ったのも納得です。

本を読んでいたころには気が付きませんでしたが、高齢になると噛む力が弱くなり

フランスパンのような固いパンを食べるのに苦労するようになるのですね。

病気になってしまうほど、山が恋しくなり

とうとう山に帰る日にクララがたくさんの白パンをお土産に用意してくれたのでした。

ふわふわのやわらかなパンに、ペターのおばあさんがどんなに喜んだか

目に見えるようです。

焼きあがったばかりのこのパンを頬張りながら、暫しハイジの世界に浸ってみました。



そして、このふんわりパンを畑で採れたばかりの完熟イチゴをサンドしてみました。



題して ハイジのいちごミルクパン の出来上がり!

ペーターのおばあさんのように、噛む力の衰えたうちの母にも大好評でした。

次は、ちゃんと挿絵のように真ん中のくぼんだ真っ白なパンにしたいと思います。


山菜アラカルト

2013-05-14 | キッチンから愛を込めて

【雨の重さで茎の折れてしまったお花たちを生けてみました。】



山菜は春の楽しみのひとつです。

うちの庭には祖母の家の物を株分けしてもらったウドがあります。

ウド[独活]
独活。土の中に「うずくまっている」若い芽を食用に用いることから「埋(ウゾ)」が転じた説、

「埋所(ウド)」の意とする説、

ことわざ「独活の大木」が由来するように、茎が生育すると中空となり材として利用できないことから
「空ろ(ウツロ)」・「虚ろ(ウツロ)」に「土(ト)」が結びついたとも推測でき、他にも諸説ある。

漢字表記「独活」は、風のないのに動くように見えることから、「独りで活(い)く」の意。

一年経つと、上の写真の中にもあるように一見木のように見える姿になって枯れて倒れていますが

春が来るとまた新しい芽が出てきます。

畑にはお店で売られているようなウドを作るために、半分に切ったドラム缶の中に
籾殻を詰めたものを被せています。



日光が当たらないので、白くて長いウドが収穫できます。





穂先や若葉は天婦羅に   

  ウドは皮を剝いて酢水に晒しておきます。

先ずは、ごま油とお醤油を同量合わせたもので和えて~
 中華風に


次は甘酢漬け、酢味噌和え、ホントは皮で作るキンピラ!

ホントはと言うのは、母が皮では繊維質が多くて食べられないので中身で作るからです。



ワラビのキンピラも作ってみました。 

好みでいえば、めんつゆ漬けの方が上ですね。

そして今年、我が家で一番人気の山菜メニューといったら これ↓

   

ワラビと筍、ロースト鴨のピザです。
これにもお好み焼きソースを使ったピザソースを使っています。

こちらは山菜は使っていませんが、こちらも毎回リクエストのある

ハムと茸とアンチョビペーストのピザです。
こちらはニンニクと玉ねぎを入れたトマトソース
それと、自家製のスイートバジルパウダーを使いました。
アンチョビのしょっぱさとバジルの香りがなんともいい感じ~♪

週末ベーカリはピザも焼くようになりました。

   

皆さんのお気に入りの山菜メニューはなんでしょうか。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしくださいませ。




待望の・・・丸焼き♪

2013-05-03 | キッチンから愛を込めて

 【どこからかやって来た種から咲いたムラサキツユクサ】


5月だというのに、記録的な寒さがあちらこちらで観測されているようです。

折角の連休、ポカポカ陽気のなかのんびりしたいところなのにちょっとがっかり。

この寒さの影響か、春から初夏にかけてのの楽しみ

山菜や筍(たけのこ)に影響が出ているようです。

この辺りは5月に入っても霜が降りることもある地域です。

寒さのせいでの成長が遅れ、山菜も霜で茶色になってしまっているものもあるようです。

それでもやっぱり、旬の味覚を楽しみたいものですよね。

うちも以前はが収穫できたのですが、道路の拡張で採れなくなってしまいました。

その代り、毎年伯父がたくさん届けてくれます。

今年も、雨が降ってやっとちょっと掘れたと持ってきてくれました。

この季節、やっぱり無しなんて有り得ません!



竹かんむりに旬という字を書く「たけのこ」
筍は成長が速く、約10日間ほどで、竹に成長するので
そこから生まれたと言われているそうです。

まさに、春の旬の味覚です。

水分と繊維質が多いため大腸がんの予防や整腸作用もあります。

低カロリーなのにボリューム感があるので、満腹感を得やすくダイエット向きです♪
そのうえ血糖値も上がりにくいそうです。

そして、カリウムを多く含んでいてむくみの解消になります。
血圧降下作用があり、ストレスや甘い食べ物によって
失われがちなカリウムを薬に頼らず摂取できるのです。

その上、栄養剤などでよく聞くアスパラギン酸も多く含まれていて
疲労回復に効果があるとされています。

もう~!やるじゃん!!君はエライ!!^^)/



早速、定番の筍と油揚げの煮物 そして 筍ご飯を作りました。 



姫皮と白髪ねぎのお吸い物 わらびとの炊き合わせ

そして、以前から作ってみたかった・・・・
作るというほどたいそうなものではないですが・・・

の丸焼き  
焼き上がりは…地味~!

以前、料亭(だったかな)で食べたことがあったのですが

ただ焼いただけなのに、うちで食べたらいいじゃん・・・

そう思っていたのです。

ただ、ちゃんと焼けるのか気になっていたのですが

220℃のオーブンで50分(大きさによりますが)

竹串で刺してみて柔らかければ出来上がり~♪ 

見た目は、地味ですが

包丁を入れると


のいい香りと共に湯気が ほわ~~~っと立ち上り

何度もレンズを拭き直しての記念撮影でした。(笑)


【筍のホイルで丸焼き&鶏もも肉の塩麹焼き】

本来の旨味がぎゅっと詰まっていて 美味しい~!!!

ただ、を焼くだけじゃもったいないと思い

塩麹で漬けた鶏のもも肉も畑にあるネギをたっぷり敷いて焼きました。

を焼くのと同時にもう一品できて便利です。



わらびも 恒例の麺つゆ漬けにしました。

お蕎麦やうどんの薬味にも使えてこれまた便利な一品です。

春から初夏にかけての旬の味覚 う~んと楽しみましょうね!




【柏葉紫陽花】

GW後半は、寒さも和らぎそうです。

あなたにとって幸せな休日になりますように~



Thank you so much.         


眩しい緑と白いピタ

2013-04-29 | キッチンから愛を込めて






ゴールデンウィーク突入です。

皆さまいかがお過ごしですか?

特に予定は入れていませんが

畑と庭を行ったり来たりで終わってしまうかもしれません・・・^^:

ふと見上げると、緑がまぶしい。

いつまでも寒さの付きまとう今日この頃ですが

それでもやっぱり初夏の気配です。



駅前通りの街路樹の花水木も満開になっていました。

そして、何故か真っ白な花を見ていたら・・・

ピタが食べたくなってきました。
・・・花を見ていてお腹がすくってどういうこと~!



早速、ホームべーかりーに

強力粉、砂糖、サラダ油、塩、水、イーストを入れて

一次発酵までお任せ♪

成型して二次発酵

250℃で温めたオーブンに入れ

220℃で10分焼くと・・・

ぷっくりと膨れた白いパン

ピタパンの出来上がりです!


ピタって何かといえば

ピタパンのこと

ピタ は直径20センチくらいの平たく円形のパンです。

地中海沿岸、中東、北アフリカで広く見られる食文化なんだとか。

小麦粉に水・塩・砂糖・イーストを加えて、一時間ほど発酵させ

高温のオーブンで一気に焼上げます。

中が空洞のポケット状になっているところから

英語ではポケットパン(pocket bread)とも呼ばれ

フムス(ヒヨコ豆のペースト)など様々なソース類をすくって食べたり

中にスブラキやケバブ、ファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)など野菜や肉、豆類

などの具材を

挟みいれたサンドイッチとして食べるのだそうです。。

ピタの語源については、ヘブライ語でアラブ人のパンを意味するものと

キリシャ語のポケットを意味するものという説があるそうです。

ピザの起源はこのピタとも云われ

中近東では数千年も昔から主食なのだそうです。

今ではニューヨークやパリでもたくさんの野菜を入れて食べられて

ヘルシーだと大人気なのだそうです。

普通のサンドイッチやハンバーガーみたいに具が逃げてしまうことが無く

とても食べやすい!

次回は色んな具を用意して食べてみたいものです。



デニッシュ食パンや焼きカレーパンも作ってみました!