昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

音楽遊覧飛行~もうすぐクリスマス~

2012-12-06 | 音楽,ラジオ

家から歩いて10分くらいでしょうか。
朝靄(あさもや)の掛かる景色は、なんだか別世界♪
日ごと寒さが厳しくなる季節。

それでも今週の朝は、ちょっと愉しい気分で始まります。



朝の片付けやら支度をしながらいつも聞いているラジオから流れてくる番組に

暫し耳を傾け、心なしか軽やかな気分で動けます。


その番組は

NHK・FM『音楽遊覧飛行』

FM 月曜~木曜 午前9時20分~10時
FM 月曜~木曜 午後5時20分~6時 (再)


仕事や家事の合間のひとときに
現実の喧騒から離れて短い心の旅に出かけ
リフレッシュできるような音楽番組です。
音楽の翼に乗って、心の旅に出かけましょう。

放送は、週ごとに「ふるさとのうた 心の旅/榊原広子」
「食と音楽で巡る地球の旅/吉村喜彦」
「エイジアンクルーズ/サラーム海上」
「映画音楽ワールドツアー/中川安奈」
の順で繰り返えされます。

その中でも、一番好きなのが「中川安奈さんの週」です。

サブタイトルは~名作映画のテーマソングや物語の舞台となった街・ロケ地をめぐる映画音楽の旅~
- 映画音楽ワールドツアー

とつとつと静かに語る素敵な大人の女性の姿が浮かんできます。

子供の頃、別荘でとか、祖母の故郷のドイツでとか

家族で旅したハワイで・・・などという言葉が決して嫌味になることなく

自然に聞こえて、一体どんな方なんだろうと想像しているうちに

すっかり、中川安奈ファンになってしまいました。

wikiによるとお父様はテレビ草創期のTBSでドラマを演出、監督した中川晴之助。

父方の祖父は洋画家・中川一政。

また母方の祖父は俳優、演出家の千田是也、祖母はドイツの方なのだそうです。

なるほどね~!

こんな環境の中で育った安奈さんは、世界への旅をいざなってくれるのにぴったりな

パーソナリティだったわけです。

外見はといえば番組ホームページのぶっ飛んだヘアスタイルに違和感をもっていたのですが

この写真、どうもずいぶん前のものらしく

実は想像通りの素敵な方でした。

最近のインタビューの様子はこちらを→★クリック 

耳を傾けているうちにいつしか、心は現実から離れ

映画の世界へと飛び立ちます。



本日、午前9時20分からの番組表です。

 -              
  ~もうすぐクリスマス!~                
                              
「ジングル・ベル(映画:34丁目の奇跡)」         
                    (ナタリー・コール)
                              
「メリー・リトル・クリスマス(映画:34丁目の奇跡)」   
                  (サックス:ケニー・G)

                              
「サム・ホウェア・イン・マイ・メモリー           
                 (映画:ホームアローン)」
            (ボストン・ポップス・オーケストラ、
                 タングルウッド祝祭合唱団)
                              
「スター・オブ・ベツレヘム(映画:ホームアローン)」    
            (ボストン・ポップス・オーケストラ、
                 タングルウッド祝祭合唱団)
「クリスマス・イズ・オール・アラウンド           
              (映画:ラブ・アクチュアリー)」

「恋人たちのクリスマス(映画:ラブ・アクチュアリー)」   
                  (オリヴィア・オルソン)

「メリー・クリスマス・ミスターローレンス          
             (映画:戦場のメリークリスマス)」
             (オリジナルサウンドトラックから)
「ホワイト・クリスマス」
              (映画:ホワイト・クリスマス)」
   (ビング・クロスビー、ダニー・ケイ、ペギー・リー、  
                トルーディ・スティーブンス)



どうです?お好きな映画、お好きな曲ははいっていましたか?

今朝は、クリスマス映画の世界にどっぷりと浸かれそうです。

(聞き逃したという方は、来週の月曜から木曜の午後5時20分~6時に再放送があります!)

                


***食卓のテーブルクロスもクリスマスモードに変えました!*** 




どれもこれも思い出深い素晴らしい映画ばかり♪

それでもクリスマスの映画音楽と言われて最初に思いつくのは

1984年のクリスマス映画「グレムリン」のオープニングに使われていた

Darlene LoveのChristmas
(Baby Please Come Home)
かもしれません。

            どんな曲だっけと思われた方はこちらを→ ★クリック

この軽快なメロディにのって始まる映画の冒頭での
日本では見られないクリスマスの準備の様子

モミの木を買って家に急ぐ人々の様子に、目を見張ったものでした。

もともとこの曲は、1960〜70年を代表する名プロデューサー=フィル・スペクターの
一番のお気に入りだったロネッツのロニーが歌う予定だったのが

イメージに合わなかったのか、ダーレン・ラブが急きょ歌うことになったという曲です。

彼女の代表作のひとつになりました。

======アルバム『A Christmas Gift for You from Phil Spector』======

クリスマス・ギフト・フォー・ユー・フロム・フィル・スペクター
◆1963年発表のアルバム『A Christmas Gift for You from Phil Spector』
(邦題:クリスマス・ギフト・フォー・ユー・フロム・フィル・スペクター)に収録。
◆全米Billboard Top Pop Albumsで最高13位。
(1972年にPhil Spector’s Christmas Albumとタイトルを変えて
    Apple Recordから再発されたヴァージョンは最高6位。)
USMジャパン



ネットでNHKのラジオが聞けるサイトはこちら→らじる★らじる

スマホのアプリはこちら→らじる★らじる



昨日は、うちの庭や畑で採れた素材と御嶽の麓で拾ったから松の松ぼっくり
を使って、クリスマスの雰囲気のリースを作ってみました。

あとはリボンでも飾ろうかな?



追記

 12月5日、歌舞伎という伝統への敷居を低くして
多くの人に歌舞伎の楽しさ、魅力を伝え続けてくださった
中村勘三郎さんがお亡くなりになられました。
 
 貫禄、そして統率力が垣間見えるこのCMがとても好きでした。

マクドナルド CM 2010年 マックカフェ「大集合」


CM マックカフェ「大集合」(メイキング)


ご冥福をお祈り申し上げます。






金魚になりたい・・・

2012-07-20 | 音楽,ラジオ

梅雨が明けた~!と思ったも束の間、猛暑がやってきました。

連日、最高気温35℃。

皆様、紫外線対策にこまめな水分補給をお忘れなく!・・・・・



先日出掛けた名古屋の高島屋で、弥富の金魚を見かけました。

弥富の金魚といえば、日本でも有数のブランド金魚です。

展示されていた金魚も、テニスボールほどある大きなもので

下世話お話ですが、5桁のお値段のものもあるとか・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※江戸時代の文久年間(1861年~1864年)、大和国郡山(現奈良県大和郡山市)の金魚商人が
東海道熱田宿へ向かう途中、前ヶ須(現弥富市)に宿泊する。
この際、金魚を休ませる為に池を作り金魚を放つ。この金魚を見た権十郎という人物が
この金魚を気に入り、購入し育てたのが始まりという。 

スペースシャトル「コロンビア号」に乗った金魚もこの弥富金魚である。(wikipediaより)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しばらく眺めていたら、こんな歌を思い出しました。

「金魚のひるね」 鹿島鳴秋
  
  赤いべべ着た
  可愛い金魚
  お眼をさませば
  御馳走するぞ
 
  赤い金魚は
  あぶくを一つ
  お昼寢うとうと
  夢からさめた 
 


改めて聴いてみると、とても可愛い歌なのよね。



囲われの身とはいえ、涼しげに水の中を優雅に泳ぐ金魚になりたい

今日この頃です。



文字通り、茹だるような暑さだった一日の終わりに

こんな夕焼けを見ました。

縞模様に空を染めながら、ゆっくりと城山の向こうに沈んでゆく太陽・・・

お疲れ様~♪










ラジオから流れる~旅する言葉~

2012-07-10 | 音楽,ラジオ
 

FMラジオから流れてくるCMに 癒されることがあります

イライラしている時 落ち込んだ時

そして眠れない夜

ラジオから流れる 言葉たち… 

ちょっと目を閉じて この1分足らずの番組を聞いてみてくださいね




「旅する言葉」

私は 旅する言葉です

毎日、いろんな場所へ旅をします

一ヶ所にとどまってるのが嫌いなんですが

時々 私を閉じ込めてしまう人がいます

そんな時 私は自分で飛び出してしまいます

そうすると

私を閉じ込めていた人は ホッとした顔をします

最近は 光のスピードで外国へだって旅します

昔ながらの 封筒に入ってののんびり旅も

いまだに好きです

ちょっとご近所でも 遠くの国でも

旅をしているときが 私が一番気分がいい時です

あっ 申し遅れましたが

私の名前は 「ありがとう」

あなたから誰かへ  今日も旅を続ける言葉です


コピーライター:中村直史
D:中山佐知子 CD:川野康之 P:林屋創一
出演:地曳豪・内田慈 MIX:森田仁人

2012年 JFN(ジャパン・エフエム・ネットワーク) ヒューマンコンシャスラジオCM






【紫陽花コレクション2012】

遠くにいるあの人に 伝え損ねた「ありがとう」

昨日 意地を張って 言い損ねた「ありがとう」

閉じ込めないで 旅をさせよう

このラジオから流れる 短い言葉たちを耳にするだけで

心が柔らかくなっていくのを感じます

「ありがとう」に 「ありがとう」







情熱の紅い薔薇 そして 向日葵~葉加瀬太郎クラシックシアターⅡより~

2012-06-24 | 音楽,ラジオ
庭に咲いた『レッド・モンテローザ・フォーエバー』をテーブルに飾ってみました。

ミニバラだけれど、大きな花が咲き存在感があります。

燃える様な真紅のバラ・・・

名前はフランスの山からきていますが

眺めているとタンゴ のメロディーが聞こえてくるような気がします。




【レッド・モンテローザ・フォエバーとキングローズ】

子供の頃、父がよく聴いていたレコードの中に

タンゴのアルバムがありました。

たしか、「コンチネンタルタンゴのすべて」とかいう名前のアルバムだったと思います。

その中にはラ・クンパルシータが入っていました。

そのアルバムのジャケットは白地に真紅のバラが一輪ついていたのです。

何故、今でも覚えているのかは不思議ですが、音楽とともに残る映像って

忘れないものなのかもしれません。

そして、そのせいなのか

真っ赤なバラを見るたびに、タンゴを聴きたくなってきます。

今、一番お気に入りタンゴのといえば

アストル・ピアソラの「リベルタンゴ」

アルゼンチンタンゴの特徴であるバンドネオンとヴァイオリンの競演が好きです。

このヴァイオリンの演奏に魅了されています。

心の奥の方にくすぶっていた炎が静かに、そしていつしか激しく燃え上がってくるような

そんなメロディ・・・

一度、ライブで聴いてみたい・・・

そんな願いが先日やっと叶いました!

※どんな曲か知りたい方は こちらをクリックしてみてくださいね。→ リベルタンゴ

今年、30年目の結婚記念にどこか旅行に行きたいと思っていたのですが

仕事の都合や、そのた諸々で結局どこにも出かけられず

それなら、お互いにチケットを贈りあって
コンサートに出掛けようということになりました。

そこでタイミングよく見つけたのが 

「葉加瀬太郎さんのコンサート」でした。

♪♪♪~葉加瀬太郎さんのアルバム試聴のサイトはこちら~♪♪♪

クラシックがメインのコンサートでしたが

冷静と情熱の間や、ひまわりなども演奏してくださいました。

そして、ずっと聴きたかった「リベルタンゴ」を聴くことが出来たのです。

生で聴く「リベルタンゴ」の迫力に完全にノックアウトされてしまいました。

~震災以来、ずっと支援を続けてきた葉加瀬太郎さんのコンサート会場には「ひまわりの種」が

募金箱とともに置かれていました。~


   僕が子供の頃から大好きな花
     「ひまわり」
  真上から照りつける八月の太陽を
      見上げて育つ花
  燃えさかる太陽を睨みつける
      力強さを持ち
  子供達へ優しく微笑みかける花
  「ひまわり」を僕と一緒に街中に
    
   咲かせてみませんか?


 ~こんな言葉が添えられていました~

葉加瀬太郎さんの音楽に対する情熱と 優しい人柄に 包み込まれるような

そしてまた、明日からのパワーを貰えるような素晴らしいコンサートでした。









     






水仙の春~Seven Daffodils~

2012-04-21 | 音楽,ラジオ


今年も我が家の水仙が満開になりました。

眩しい太陽の光の色のような黄色は、いつも元気を与えてくれます。

桜の花を歌った歌は多いけれど

水仙を歌った歌って少ないですね。

思いつくのは、演歌やフォークソングばかりです。

水仙という地味な名前のせいでしょうか。

英語で言っても日本人には発音しにくい「Daffodils」という名前のせいでしょうか。


   









スズラン水仙(スノーフレーク)も、一番最後に花開く水仙【タヒチ」も咲きました。

水仙を歌った歌ですぐに思いつくのはこの曲だけでした。

Brothers Four - Seven Daffodils


1960年代にヒットしたブラサース・フォーの曲です。

♪~僕には何も無いけれど、キスと七つの水仙をあげるよ~♪

昔、同居していた叔母がよく聴いていたレコードの中の1曲でした。

静かに流れるメロディに、ちょっとしんみりしちゃいますが

我が家の水仙の春は、もう暫く楽しめそうです。