昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

ゆきやこんこ ~星の瞳と早春の雪~

2012-02-18 | 音楽,ラジオ





【星の瞳】

朝はいいお天気~!

天気予報も今日ばかりははずれだな

洗濯物を表に干そう~♪
一昨日見つけた星の瞳(オオイヌノフグリ)

春一番に咲く青い花

足元にみつけた

小さな小さな春

 


それなのに 3時のお茶の時間に

窓の外を見たら 雪!雪!雪!

あわてて 車で家に向かったのに

山も野原も綿帽子を被り

洗濯物も綿帽子をしっかり被っていた

星の瞳も雪に埋もれていた




作詞・作曲不詳

ゆきやこんこ あられやこんこ
ふってはふっては ずんずんつもる
やまものはらも わたぼうしかぶり
かれきのこらず 花がさく

ゆきやこんこ あられやこんこ
ふってもふっても まだふりやまぬ
いぬはよろこび にわかけまわり
ねこはこたつで まるくなる

・・・・大人になるまで ずっと「ゆきや こんこん」だと思っていたっけ

「こんこん」といったら、こちらでは「来ない来ない」ということ

日本海側ではまた大雪らしい

もうそんなに 雪をるらせるのは やめてもらえませんか



【冬知らず】             








嬉しいプレゼント~Tony Bennett :Duets Ⅱ~

2012-01-25 | 音楽,ラジオ


年々月日の過ぎ去るのが早くなっていくとは申しますが
今月もあと1週間を余すのみとなりました。

いやはや今月は、あっちに行ったりこっちに行ったり
お祝いに行ったと思えば、そうでないことにも行かねばならず
慌しい一月でありました。

 そして1月は、誕生日の月でもありました。

あまり目出度くも無いのですが

それでもこうして元気にまた歳を

重ねられたことに感謝できる

嬉しい日であることに違いありません。 


今年も夫からは、花束とCDを貰いました。

洋服だったりアクセサリーだったりしたこともあったのですが

長年連れ添っていても、こういうもの趣味はお互いに把握しかね

ここ数年は、お花とCDと決まっています。

チューリップとスイトピーの春のお花と一緒に
ずっと欲しくて買おう買おうと思っていた 

「トニー・ベネット:Duets Ⅱ(2011.10発売)」でした。

毎日、繰り返し聴いています。





これまでに100枚以上のレコードを世に送り出し
全世界トータル・アルバム・セールス通算5000万枚
Lifetime Achievement賞含む15度ものグラミー賞獲得している
トニー・ベネット生誕85周年記念アルバム~超豪華アーティストたちとの夢のデュエット!

2006年にグラミー3部門を受賞した
自身最大のヒット・アルバム『デュエッツ: アメリカン・クラシック』に続く第二弾です。!
(こちらでは、あのポール・マッカートニーともデュエットしています~♬)

以前、このブログでも紹介したことのあるエイミーワインハウスの生前最後の録音となった
このトニー・ベネットとのデュエットによる「ボディ・アンド・ソウル」や

今をときめくレディ・ガガ、マライア・キャリー、アレサ・フランクリン

ナタリー・コール、シェリル・クロウ、ノラ・ジョーンズ、ウィリー・ネルソン
ジョン・メイヤーなどなど…。

その上、プロデューサーはビリー・ジョエルの他、グラミー受賞15回の経歴を誇るフィル・ラモーン。

あのフランク・シナトラに、お金を払ってでも聴きたい歌手と言わしめた
アメリカ最高のヴォーカリストが超超豪華アーティストとの魅惑のハーモニーを聞かせてくれます。

中でもお気に入りなのが、『ザ・レディ・イズ・ア・トランプ (duet with レディー・ガガ)』

素敵なおじいちゃんと孫娘が歌っているような
それでいて色っぽさも感じられる
歌うってってこんなに楽しいことなのよ~って
教えてくれるようなデュエットに仕上がっています。

『The Lady Is A Tramp (ザ・レディ・イズ・ア・トランプ)』

「あの娘は 自由気まま」 みたいな意味でしょうか
トニー・ベネットとレディ・ガガが
語り合っているような、とっても楽しい曲。



Tony Bennett & Lady Gaga - The Lady Is A Tramp


Tony Bennett [Duets-Ⅱ] 公式サイトでは
エイミー・ワインハウス、ノラ・ジョーンズとの歌声も動画で配信してくれています。



 アルバム情報はこちらからもどうぞ********

Duets II
トニー・ベネット生誕85周年記念アルバム
 ~超豪華アーティストとの夢のデュエットが実現!
Sony








本当は悲しい 里の秋・・・

2011-12-03 | 音楽,ラジオ


近くの高台にある公園の紅葉も、やっと見頃を迎えました。

夕日の射す頃に立ち寄ると燃えるような紅葉に出会えました。








こんな風景を眺めると

「里の秋」を口ずさみたくなります。

今の子ども達は、この歌を知らないでしょうね。

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1.静かな静かな 里の秋
  お背戸に木の実の 落ちる夜は
  ああ 母さんとただ二人
  栗の実 煮てます いろりばた

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この「栗の実 煮てます」の部分を
何故か「柿の実 見てます」だと ずっと思っていました。
栗の実は、茹でると言っているからかもしれません。

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2.明るい明るい 星の空
  鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は
  ああ父さんの あの笑顔
  栗の実食べては 思い出す
**************************************

2番の菓子は歌詞は、少し寂しげです。

お父さんは、出稼ぎに出ている歌だと思っていました。
冬の間、遠くに働きに出ているお父さんを思って
歌っているのだと思っていたのです。

しかし、この歌には
悲しい歴史が語られていたことを
知りました。

**************************************
3.さよならさよなら 椰子(やし)の島
  お舟にゆられて 帰られる
  ああ父さんよ 御無事でと
  今夜も母さんと 祈ります
**************************************

この3番は、戦後のNHKのラジオで放送されていた
「訪ね人」の番組で流され
戦地から帰られた方たちを励ます歌詞に変えられたものだったのです。

その後、この3番は抹消されています。







3番の元々の歌詞は

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3.きれいなきれいな椰子の島
  しっかり護って下さいと
  ああ父さんのご武運を
  今夜も一人で祈ります
****************************************

戦地に赴いた父の無事を願う歌だったのです。
そして4番はこう続きます。

****************************************
4.大きく大きくなったなら
  兵隊さんだようれしいな
  ねえ母さんよ僕だって
  必ずお国を護ります
****************************************

もちろん、この3番と4番も戦後直ぐに抹消されています。

幼いこどもにこんな言葉を言わせてしまう世の中が
もう二度と来ませんように・・・

こんなことをしみじみと考えてしまう
静かな秋の夕暮れでした。



最後までお付き合いくださってありがとうございました。


初冠雪~『雪だより』 :Yumi Matutouya

2011-11-21 | 音楽,ラジオ
寒いと思ったら、山は雪。


 最後にスキーに行ったのはいつだったっかな。
毎年この季節になると聴きたくなるユーミンのこの曲

♪~赤いダウンに腕をとおしたら
それは素敵な恋のはじまり
山の雪だより
サッシのベランダ 想いは屋根をこえ~♪

赤いダウンは最初ヤッケになる予定だったらしい・・・


『モンマルトルからのラブレター』 に魅せられて・・・

2011-10-05 | 音楽,ラジオ
夕焼けに染まるエッフェル塔・・・

ちょと パリまで行ってきました。

写真に入れた詩は、エディト・ピアフも歌っている『パリの空の下』。




な~んて!
そんなはずはありません。
2階の窓枠にこの↓エッフェル塔の小さなオブジェを飾って
写真を撮ってみました。
ぐ~っと寄って撮ってみましたが、ちょっと本物っぽく見えたかな?



幼い頃、父がよく聞いていたレコードの中に
エディット・ピアフ イベット・ジローのものがありました。

英語もフランス語もどちらがどちらかなんてわかりもしなかった頃でしたが
独特なメロディーと歌声のシャンソンは記憶の片隅に残り続けました。



初めてパリの街を訪れたときも、この『パリの空の下』が
耳の奥でずっと生り続けていました。



パリの街を見守るように小高いモンマルトル丘の上に建てられた
純白の聖堂「サクレクール寺院」や 階段や坂の多いモンマルトルの丘の
路上で歌っていた女性の歌声に魅せられています。




【モンマルトルの街角で~La vie en rose~を歌うZAZ】

彼女の名前は、ZAZ(サーズ) 。

『モンマルトルからのラブレター』は
ここ3ヶ月ほど毎日聞き続けているお気に入りのアルバムです。




モンマルトルからのラブレター
日本盤のみボーナス・トラック2曲収録。

  フランスがそして世界が今、
  最も注目する歌姫、 ZAZ。
  21世紀のエディット・ピアフと
  形容される、心に響くヴォーカル。
  フランスで8週間連続アルバムチャート1位!
  80万枚を越える大ヒットALBUM。

※アルバムの試聴は 画像をクリック
するとお聞きいただけます。
リスペクトレコード



初めて彼女の歌声を聴いたのは、NHKの「Amazing Voice」と言う番組でした。
一瞬にしてハートを鷲掴みにされました。
 
1980年、フランス中部の都市トゥールに生まれ
いくつかのバンドを経てパリに移った彼女は
パリのキャバレーで一週間毎日5時間以上マイク無しで歌う日々を送ります
また同時期に、モンマルトルの路上でも歌い始めます。
路上で歌っていたこと、彼女もまたピアフと同じくハスキーボイス
だったことからいつの間にか「ピアフの再来」と言われるようになったそうです。

シャネルもリムジンもホテルリッツの部屋も
エッフェル塔をくれるって言ったていらないわ…と言う歌詞で始まる
大ヒットシングル「Je veux(私の欲しいもの)」も
その路上で広まり、そこからサクセス・ストーリーが始まりました。

ブルース、フォーク、マヌーシュ・スウィング、ジャズなど多彩なサウンドと
一度聴いたら忘れられないボーカルと人生の機微を伝える歌詞は
心の奥まで沁みてきます。
収録曲は自作曲のほか、人気歌手のラファエルが3曲提供しています。

懐かしくて新しいZAZの『モンマルトルからのラブレター』にぞっこんです。



最後までおつきあいくださってありがとうございました。