名水百選、水の郷、日本の重要湿地500、そして厚生労働省の美味しい 水の条件の7つの項目を
達成した“湧き水の川” 蓼川



三連休の真ん中の日曜日、安曇野まで出かけてきました。
早朝に家を出発、北へと車を走らせました。
最初に立ち寄ったのは

北アルプスからの湧き水を利用した安曇野わさび田湧水群の一角にあり
広さは東京ドーム11個分(45,000坪)の
日本最大規模のわさび園です。
年間を通し、平均13度という北アルプスの湧水が
毎日12万トンもの畑全体から湧き出しているそうです。
地図で見てもご覧のとおり
網の目のように川が流れているのがわかります。
もともとは草の生い茂る原野だったところを20年という歳月をかけてわさび農場にしたのだそうです。

広いわさび園は無料で開放されていて、公園のように整備されています。

寒冷紗の下を覗くとたくさんのわさびが並んでいました。
散策の途中には水に触れることのできる「親水公園」がありました。
水に足を入れると
冷たい!!
すぐに足が痛くなってしまうほどで、長く入ってはいられませんでした。
とても暑い日ではありましたが、川面を渡ってくる風はひんやりと気持ちいい~♪

大王わさび農場の大王とは敷地内にある大王神社に由来しています。

この神社は民話に登場する八面大王
の胴体が埋葬されているのだとか。

神社にかけられている大きな草鞋(わらじ)は大王が履いていたものと同じサイズと伝えられているのですが・・・
一体どんな大男だったのでしょうね~。
すぐわきには
湧水が流れ落ちている場所がありました。


右から知恵の水・御神水・美人の水となっていました。
欲張りなので全部飲んでしまいました。
美人の水の由来は八面大王の妻が絶世の美女だったからだとか。
効果はあったかなぁ・・・(手遅れの感ありです・・・苦笑)
この辺りからは北アルプスの姿を眺めることができ、雄大な自然を眺めながら散策が出来ました。
さて、この日の一番の目的は

わさびソフト!
・・・・も美味しかったのですが
この蓼川でボート乗ることだったのです。


最初は皆でボートを漕いで川を溯り
途中でUターンして川の流れに任せてゆっくりと下ってくるのです。
ボートの端に座って川の中に足を下します。

水の中で細い緑のリボンのような「ミクリ」がゆらゆらと揺れていました。
綺麗な水の中にしか育たない植物なのだそうです。
こういう場所にいると時間がゆっくりと流れていくようです。
そろそろおなかも空いてきたので
次の場所へと向かったのでした。



