枝垂桜を見ると、亡くなった祖母のことを思い出しだします。
祖母の家の目の前の公園には、樹齢100年を越えるといわれている
大きな枝垂桜の木があります。
この辺りより少し冷涼な地方にあるので、そろそろ見頃になっていることでしょう。
色んな人のブログを訪問させて頂いていると、夫婦の形にも色々あるんだな~と
つくづく思います。
今日も、小父さんのブログにはこんな記事がありました。
PR/胸に突き刺さった妻の言葉・・・・
どう思われましたか?
実を言うと、うちはもう何年も夫婦喧嘩というものをしたことがありません。
元々、うちの夫は声を荒げて怒鳴るということがありません。
外では、「曲がったことが大嫌い」な人で
結構、喧嘩っ早いところがあるようですがうちでは
全くないのです。
そう、人に言うと、そんなの変だとか
旦那さんは、聖人君子じゃないのとか言われますが
ごく普通の人です。(笑)
【資料館のシデコブシ 祖母の好きな花でした】
喧嘩をしなくなったのには、三つの理由があるような気がします。
先ず、第一に十代の頃からずっと一緒で価値観に殆ど差がなく、
興味を持つものが同じようなものに向くようになったことです。
映画や、スポーツ、音楽の好みが非常に近いんです。
第二に、犬と小さな子どもと女の人(仕事関係を除く)には、
けして怒鳴りつけたりしないんですね。
これは、義母の話によると母方から受け継いだDNAなんだそうです。
「全く、女の人には優しいんだから。」と義母は言います。
これが原因で、一度だけ大喧嘩になったことがありますが…
今日はこの話はおいといて~(笑)
第三には、怒っていても怒って返さないようにしているから
正確に言えば、ずらして怒るようにしているからだと思います。
【これがホントのシデコブシ】 | 三番目の理由には、祖母から言われたことが大きく影響しています。 16歳で祖父に見初められ、知人を通してお見合いをしたという祖母は 目のパッチリとした可愛くて小柄な人でした。 11人の兄弟姉妹があり、長女であった頃から妹や弟の面倒をよく看ていた人だったそうです。 若くして嫁いだ祖母は、料理もレパートリーが少なく 隣のおばあさんに教えてもらいながら、無我夢中だったといっていました。 しかしながら。一度も祖父に文句を言われたことがなかったそうです。 時には、美味しくないこともあったのでしょうが 祖父はいつでも、「これは美味いな~」と何でも食べてくれたそうです。 |
そんな祖父でしたが、仕事が上手くいっていないときなど
怒りっぽくなったんですね。
そんな時には、幼かった私のところに呼び出しがかかります。
「ちょっと、おじいちゃんの機嫌がなかなかよくならなので
○○に来てもらえんかな?」(○○とは、私のことです。)
3歳くらいから小学生くらいまで、そういう理由で何度も一人で祖父の家に泊まりに行っていました。
【城山公園にて】
祖父が「煙草盆を持ってきてくれ~」と言うと、祖母が私に言います。
「○○、おじいちゃんにこの煙草盆を持っていて、キセルを出して渡すんやよ。
それから、おじいちゃんがキセルに煙草を詰めている間に
マッチ箱からマッチを一本出して、渡すんやよ。」
言われたとおりにすると
途端に祖父は、ご機嫌になって「○○は、いい子や~」と頭を撫でてくれました。
こうなれば、もう怒っていたことなどすっかり忘れて
色々と、話をしてくれるのでした。
今思えば、祖母はその光景をこっそり覗いて笑っていたんでしょうね。
そして、祖母のところに戻ると必ず言う言葉がありました。
「男の人が怒っていても、一緒になって怒ってはいかんよ。
落ち着くまで待つんやよ。」
そして、こんなことも言っていました。
「男の人は、褒められることが大好きやで、ちゃんと褒めてやらなあかんよ。」
「そうすれば、何でもうまくいくから。」と・・・
私には祖父母が言い争いをしていた記憶などありません。
勿論、6人の娘達にもないそうです。
【この辺りの竹薮は、美味しい筍が採れます】
小さな子どもにこんなことを教えて、役に立つとは思っていなかったでしょうが
この秘訣を、誰かに話しておきたかったのかもしれません。
私も、この言葉の意味が結婚して初めて解りました。
うちの旦那様も、仕事でいらいらしていることがあります。
でも、それが夫婦喧嘩には繋がらないのです。
それでも、機嫌のよくならないときには
孫代わりの、甥と姪の出番となるんです。
夫婦喧嘩がないのは、だからではなく、祖母のお陰だと思っています。(笑)
今日の食卓から
『筍を頂きました!』 | |
| 掘ったばかりの筍をご近所さんに頂きました~ 早速、祖母に教わった通りに米糠と唐辛子を入れて 水から湯がきました。 「土の上に生るものはお湯で、 土の下に生るものは水から茹でるんやよ。」 おばあちゃんにもっと、色々教えて欲しかったな… 旦那様が、ウドの芽を摘んで来てくれました。 筍と一緒に天ぷらにして、 春の味を楽しみました~ |
今日もお付き合いくださってありがとう~
P.S. ☆・・・「小父さんから」のブログで紹介してくださっている小川有里さんのエッセイ
夫婦のこれからを考えるヒントがたくさんありますよ~!
残念ながら、連載は終わってしまったそうですが
笑える話、参考になる話が載っていますよ~。・・・☆
お父さん!!
よその女性にばかりうつつをぬかしている
場合じゃないですよ~。(笑)
今のうちに可愛いがっておかないと
そのうち、口もきいてもらえなくなっちゃいますよ~
やば 連休は、何か考えと無いと
そんなことを仰って。
とっても、奥様のことを大切になさっている
感じが伝わってきますよ。
本当に、男性って子どものようなところがありますからね。
祖母の凄さを今になって感じています。
女性に対してだけですか?(笑)
お孫さんかと思うような、可愛いお嬢さん
目の中に入れても痛くないほど
可愛いでしょう?
座布団3枚!!
いつもにこやかで、美味しいものをいつも作ってくれて…
いつも笑いの絶えないローズさんちには、そういう技があったんですね。
ホント、売り言葉に買い言葉はいけませんね。
心に積もり積もって行きますもんね。
反論したくても、相手が落ち着いてから
日を改めれば、喧嘩にもなりませんよね。
これは、機嫌が悪くなりそう~と思ったら
甥や姪の話を始めれば、すぐに顔が緩んできあmす。
まるで、孫みたいでしょ。(笑)
男の人は褒めなくちゃ!って
わかっていても、なかなか
できないですよね。
うちの夫はそれでなくても
褒めるところあんまりないのに。
私が褒めてあげないと!って
思いました。(笑
素敵な女性だったんですね、
そしてその秘伝は代々受け継がれていくんですね~
おじいちゃんも孫には弱かったんですねぇ~
売り言葉に買い言葉はいけません、
私も旦那との意見交換の時(はい、意見交換!)(旦那が)イライラしだしたら話を止めて日を改めて諭します、
旦那曰く「お前は逃げる!ずるい!」だそうですが…
後日機嫌を見計らい意見を言います、
私がお姉ちゃんだ!!!!(なんちゃって)
訳もなくイライラしてそうな時は茶化します、
私が幼児になって笑いをとります、
そうするとブスーっとしてても笑いだします。
価値観、それも大事ですね、
でももし価値観が違う事があれば歩み寄る事も必要ですよね、
喧嘩戦法逃げるが勝ち!(ちょっと違うって?)
そうなんですよね。
一緒にいても気が楽だし、苛々してるときは
黙って、好きなものを作ってあげたりすることが
いいんじゃないかと思っています。
所詮は他人ですから、心に突き刺さるような言葉を言ってしまうと
一生残ってしまう気がします。
祖母の凄いところは、何かに付けて娘達に
「やっぱりお父さんはすごいわ」と口癖のように言っていたことです。
これだけが、なかなか真似ができないまま子どもが大きくなってしまいました。(笑)
うちの主人も声を荒げることはめったになく、
私もあんまり怒る方ではないので、
喧嘩と言っても、お互い無言の静かなものです。
うちは主人の方が年下なので、好きなようにやりたい放題やってもらってます。
お互いあまり干渉せず、時に同じ趣味を一緒に楽しむことが、一番の秘訣だと思っています。
でも、おばあ様はおじい様をホントに大切にされていたんですね。
おじい様もそれを分かっていたんだと思います。それがお互いを思いやる気持ちにつながったんでしょうね。
女性は男性に対して、どこかでいつも母親のような気持ちで接していける・・それがいいことなのでは・・と、思っていますね。
きっと大喧嘩になんかなったらどちらも折れないと思います。
子どもは、ずっと私が年上だと思っていたようですよ。(笑)
祖母は、本当に素敵な人でした。
私から見ても、かわいいおばあちゃんで
みんなに慕われていました。
ああいう人になりたいと、いつも思っています。
ハイジさんのところは、文化の違いからくる価値観の違いがあるんですね。
そこを乗り越えて、仲良くやっておられるのですから憧れてしまいます。
末永くお幸せtに~!
皆さん、なかなかうまくやっておられますよ。
子は鎹と申しますが、孫も鎹なんですね。
ちび姫ちゃんも、鎹になってますよね~!
お風邪のほうは、如何ですか?
う~んとかあさんに甘えて、早くよくなってくださいね。
そうか!たまに甘えるというのも、夫婦円満の秘訣ですね。
了解です!!
こちらも、雹の予報が出ていたのですが
何とか降らずに済みそうです。
もう、霜が降りないことを祈ってます。
ごちそうしたつもりはなかったのですけど(笑)
うちにいるときくらい、リラックスしたいですからね、お互いに。
自営業だから、一日中一緒なんですよ。
家と、仕事場と分けないと神経が続きません。
よその女の人に優しすぎるのは問題なんなんですよ!いいですか?(笑)
でも、子供の方が成果は出難いかもです。
そう、優しすぎるのもね~
女の人には優しくするのは、いいことだけど
限度ってものがありますよね。(笑)
はい!はい!
う~ん・・・・
夫婦其々、人其々・・・
まったく同じ雰囲気の夫婦などないと思います。
「喧嘩するほど仲が良い夫婦」もあれば
「一度も喧嘩をしたことのない程仲の良い夫婦」もあるのじゃないんでしょうか?
小父さんちは、前者ですか?
うちは姉弟みたい?親友みたい?
バッテリー(ピッチャーとキャッチャー)?
そんな感じかな?
年寄りって、またそんなこと仰って~(笑)
ひがみ?くすっ・・・可笑しい
ラブラブというよりも、親友っていう感じのほうが近いかも!
8年もの長い春の後に結婚したので
新婚旅行では、姉弟に間違えられましたからね。(笑)
おかしいでしょ?ってどうして私が姉やねん!!
Neko★さんちの、男性陣は正真正銘優しいのだと思いますよ。
※そそっかしいのは、お互いさまで~す。秘密も共有しちゃったしねっ!
祖母の言った言葉の意味を、漸く理解してきたのは
結婚して三年ほどしてからでした。
DNAですか?
私は、祖父からの方が多いかも!(笑)
思い出せば思い出すほどに、祖母は素敵な人に思えてきました。
褒めるのって、叱る(怒る)より難しいですよね。
ma-naさんの旦那さまだったら、褒めるところが沢山で
困るんだと思いますよ~。
昔の人って凄いなあと、今になって思っています。
桜もこの雨ですっかり散ってしまいました~。
pinkyさんのブログから、とても調和の取れた御夫婦関係
さらには、親子関係だなぁ、と兼ねてから思ってました。
おばあ様のステキな言葉が、pinkyさんの感覚に残ってたんでしょうね。
我が家は、言葉も文化も違う夫婦。
それがおもしろい時もあれば、喧嘩の原因になる時もあります。
しょっちゅう喧嘩してます。競うように怒って、収拾がつかなる時も多々。
「相手が落ち着くまで待つ」
「ちゃんと褒めてあげる」
この二つが、国を超えて共通する
ほんとに大事なコントロール方法という気がします。
少しずつ、試してみます!pinkyさん、ありがとうございました♪♪♪
子供の頃には何処のお宅でも、そんな夫婦、家族のいとなみがあったように思います。
今日は、お見舞いメ-ルありがとう
風邪を引いた時の とうさん こんな時だけ、
かあさんに甘えたくて優しくなります。
エンドウ頑張ってどんどん伸びていますが、
イチゴは暮の雹で新芽が傷み花数は今ひとつです。
男の人って、子供と同じ!?(*^-^*)
女の人に優しすぎるのも…問題なんですね(苦笑)
上に書いてあることで質問です。
三つの理由の理由のうちの第一はおふたりのことで、第二は旦那さんですね。第三はpinkyさん?
では、世の中には「喧嘩するほど仲が良い」という言葉がありますが、さぁーpinky家はどうなんだろう?と意地悪なボールを投げて帰ります。ただの年寄りのひがみです(笑)
でも、やっぱりなんだと思いました。
『十代の頃からずっと一緒で価値観に殆ど差がなく、
興味を持つものが同じようなものに向くようになったことです。
映画や、スポーツ、音楽の好みが非常に近いんです。』
これって、最強ですよね~♪
第二は我が家の男たちも、そうだなって嬉しくなりました。
pinkyさんは、小さい時からお祖母様から心得というか、道?
伝授され究めておいでなのですね~納得です。
※DNA・・そそっかしい私は送信前に確認確認(笑)
今日もここに来て良かったです。
pinkyさんありがとう
お祖母様は素敵な方ですね。それに小さい時に教わった事をちゃんと覚えて実践されてるpinkyさん、やはり賢い妻のDNAを受け継がれてますね!
私も今から、夫をほめて育てる努力しよう。何処をほめようか?
ちょっと悩みます(汗)何でもいいからほめようっと。
なるほどと思いました。^±^ノ
また、写真の桜もきれいですね。