ライアーは人智学の思想の元に発展してきた楽器ですが、
ドイツだけでなく、オランダにもかつてはたくさんの奏者がいました。
ですから、オランダでライアー用の教本や楽譜がたくさん出版されています。
私が最初にライアーを習った先生はオランダで音楽療法を学んだので、オランダで出版されたライアーの教本や楽譜を使用することがありました。
ペトラ・ローゼンブルクさんという方はたくさんのライアーの楽譜集を編纂しています。20数年前当時ドイツでライアーを習っていた私はこのペトラさんの楽譜集にお世話になっていました。
ライアーの生徒さんにもペトラさん編纂の楽譜集を教材として使っているのですが、先日ふとこのブログでペトラさんについての記事をアップしていたことを思い出しました。
それは、2012年8月にドイツのユーバーリンゲンで開催されたライアーの国際的な集まりに参加した時に、あこがれのペトラさんの講座を受講した時のことを書いたものでした。
その記事はこちらになります。
「スープの準備をするように・・・」
この記事の最後に
「4日間の授業の最後に歌った曲
「Alles ist eitel(すべては幻の中に)」が、本当に美しくて。
「Alles ist eitel(すべては幻の中に)」が、本当に美しくて。
ぺトラさんの雰囲気とともに、とってもやさしい空気が教室を漂い
思わず泣いてしまいました・・・ 」と書いていました。
思わず泣いてしまいました・・・ 」と書いていました。
え?この曲はどんな曲?12年前のことなので全く記憶にございません(笑)
それで、12年前に講座でもらった楽譜を引っ張り出してライアーで弾きながら歌ってみました。
美しい・・・
歌詞が泣ける・・・
その歌詞はドイツ語でかなり意訳が入りますが
「すべては移り変わっていくけれど
あなたは確かに存在している。
生きているということは、
あなたの人生の本を書いているとういうことだから」
この曲、ぜひ聴いてみてくださいませ!
Alles ist eitel Kanon von Fritzsche
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます