ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

ドルナッハのゲーテアヌム

2019年08月05日 | おでかけ日記
スイスはバーゼルという都市の近くに
ドルナッハ(Dornach)という小さな町があります。

その町の小高い丘にそびえたつのが
ルドルフ・シュタイナー設計の
「ゲーテアヌム」(Goetheanum)という建物です。
写真では大きさがよくわかないかと思いますが
この建物の中には、1000人収容できる大ホールや
他の施設もあり、本当に大きいのです。

このゲーテアヌムは
1925年に着工して数年をかけて完成しましたが、
実は、この建物は2代目なのです。
つまり、第一ゲーテアヌムという木造の建物は
火災によって消失したので、再び建築されたわけです。

私が弾いている通称「ライアー」という楽器は
ルドルフ・シュタイナーの人智学とは切っても切り離せない関係にあり
ライアーはその人智学の中から誕生し、人智学の中で長年の間はぐくまれてきたのでした。

私自身は、シュタイナーの「人智学」というものに特に傾倒しているわけではありませんが
大好きなライアーという楽器に関われば関わるほど
その「ルーツ」に目を向けざるを得なくなってきました。

それで、やっと最近になって少しずつ勉強を始め、
今回ドイツに行くにあたり、
せっかくここまでくるんなら、スイスのゲーテアヌムを見てみようと思い立ったわけです。

写真のゲーテアヌムの回りにも
ルドルフ・シュタイナー自らが設計した建物がまだいろいろあり
その様子はさながら、野外博物館のようでした。

写真を友人に見せたところ、その友人は
「まるで、違う星の建物みたい・・・」と。

違う星・・・というか、
これらの建築物を見ていると
私は、異次元空間に来た不思議な気持ちになりました。


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