喜多川泰さんとの出会いは、偶然のような必然でした。
出会いの直接的なきっかけは、3か月前の大阪出張中に買った本の中の1冊でした。
その1冊は、久松茂久さんの「感動の条件」に引用されていた喜多川泰さんの「賢者の書」でした。
喜多川さんは、教育の仕事をされています。
教育とは何か、生きるとは何かを教えてくださいます。
本書の1節を紹介させていただきます。
とある事情で、高校生の男の子が、売店のおばさんの家に泊まらせてもらった場面で、
おばさんが言った言葉です。
「~でもね、あなたにとって居心地がいい場所は、まわりの人があなたに何をしてくれているかによってじゃなくて、あなたがまわりの人のために何をするかによって決まるの。家も、学校も、職場も、全部同じね。~たとえあなたがどんな態度をとってもそこを毎日やってくれる人がいるからよ。~」
なるほどですね。
もし、今いる場所が居心地悪いとしたら、誰かに何かをしてもらおうとしていて、自分で何かをしようとしてないからなんだなぁと。
本書を読んで、
子どもは、成長につれて3つの喜びを覚えるということを思い出しました。
まずは、人にしてもらえる喜び。
次に、自分でできる喜び。
そして次に、人のためにできる喜び。
まもなく37歳を迎えますが、まだまだです。